2 枯れ果てた名無し@転載禁止 2024/10/31 (木) 19:50:17.108 ID:MsUQpKJ5X
だが、今年10月16日、管制チームがNASAのディープ・スペース・ネットワーク (DSN) を通じてコマンドを送信したところ、ボイジャー1号からの応答が返ってこないという問題が発生した。
管制チームは、またもや片道約23時間という気の遠くなるようなタイムラグと戦いながら、ボイジャー1号に何が起こっているのかを調べることになった。
そして、探査機が通常使用するXバンド送信機が、何らかの理由によって作動した障害保護システムによってその出力を低下させたことを突き止めた。
幸いにも、ボイジャー1号はそれ以外については安定した状態にあるようだった。
だが、10月19日になるとボイジャー1号は完全に通信を停止した。管制チームは、ボイジャーの動作を細かく検証し、障害保護システムが複数回作動してXバンド送信機をオフにした可能性があることを発見した。
その推測が正しければ、ボイジャー1号はデータの送信をSバンドと呼ばれる、Xバンドとは異なる周波数帯を使うバックアップ通信機器に切り替えた可能性がある。
Sバンド通信機器を行った通信は1981年を最後に行われていない。さらにバックアップ用であるため、その出力はXバンドに比べてはるかに弱い。
さらに240億km以上も離れた地上でその電波を掴めるかどうかは不明だった。それでも、DSNのエンジニアはなんとかその非常に弱い信号を探し当てることに成功した。