92 - 一般名無し質問者 2021/08/02(月) 22:47:17.19 ID:nDgbYKEq0
少し遅くなってしまいましたが特に第一シリーズは完成度が高くとても面白いので全部おすすめでふ
というのは半分冗談として主観に基づいてチョイスすると以下のようになりまふ
第1回「20世紀の幕開け」：第1回なのでこれを見なくてははじまらない。20世紀初頭の貴重な映像の数々のほか夏目漱石の留学先でのエピソードなどもありまふ
第2回「大量殺戮の完成」：第一次世界大戦。この戦争を通じて発達した兵器や戦術を扱い、この戦争が過去の戦争とどのように違うのかを解説。戦争が長らく過去の出来事であり美化されていたことを示す「クリスマスまでに帰れる」やラストのチャーチルの名文が有名でふ
第3回「それはマンハッタンから始まった」：1920年代から大恐慌までのアメリカ繁栄の時代を1回まるごと使って紹介したある意味贅沢な回でふ、戦争の世紀といわれる20世紀ながら個人的にはこのような戦争以外に全振りした回がもっとあっても良かったように思いまふ
第4回「ヒトラーの野望」：人気のヒトラー回でふ、次の第5回とも直接つながってきまふがここでは第二次大戦開戦までとなりまふ
第5回「世界は地獄を見た」：第二次世界大戦。「20世紀最大の悲劇」との形容は誇張でなく、とくにナチス崩壊後のシーンでは凄惨な映像を容赦なく用いてきまふ
第9回「ベトナムの衝撃」：ベトナム戦争。戦争で負けを知らず世界一の繁栄を謳歌していたアメリカにこの戦争がどのような影響を与えたかを描きまふ、苦闘する兵士と本国で平和活動をする小金持ちの若者の対比が見事で第3回と対照的な回と言えるかもしれないでふ
第10回「民族の悲劇果てしなく」：事実上の完結編で初回放送当時の現代問題を扱う回でふ、ラストシーンで第1回につなげる構成が素晴らしいでふのでぜひここまで見て欲しいでふ
第11回（番外編）「JAPAN」：通しで見れば分かる通り事実上前回でシリーズ完結しておりオマケのようなものでふ、ただ全編日本として貴重な映像を多数見られることには変わりません
長くなりましたが本当に第一シリーズは今見てもそして何度見ても面白いでふ
BGMやカットインなど多少の演出はありまふが基本的に映像をそのまま流すだけでナレーションも淡々としてるのがいいでふね