日本史学習スレ inバリュケー (249)

←← 掲示板一覧に戻る ← スレッド一覧に戻る

69 - 一般名無し質問者 2021/09/12(日) 20:37:09.41 ID:S5jAOwr00

原内閣の下様々な汚職事件が起こったり普通選挙法に反対したことから民衆の反発を招いたからでふ

日本初の本格的な政党内閣といわれる原内閣ですがそもそも当時選挙で投票するには一定の税金を納める必要がありました
原内閣の与党である立憲政友会は産業の振興や鉄道の建設、軍拡などを推進して資本家に利益を与えたため富裕層の支持を得て党勢を拡大していました
しかし大戦景気の反動で起こった戦後恐慌で民衆の生活は苦しくなっていました
先述の通り当時は投票する際に税金を納める必要があったためそういった民衆の声は政治に反映しづらい環境でした
なので普通選挙法を成立させて納税しなくても投票できるようにしようという流れがあったのですが立憲政友会や原首相はこれを拒否
一方党勢を拡大する過程で汚職も行われて野党はこれらを攻撃、民衆は「平民宰相」と期待していたのに上級国民を優遇していると不信感を募らせました
原敬を暗殺した中岡艮一も彼にこういった不満を抱いていたと供述しています