126 - 一般名無し質問者 2022/05/07(土) 01:50:21 ID:EUEUTOwY0
ニーチェは絶対的な真理(言い換えるとただ1つの正解)を否定し、真理とは解釈の事であるみたいなことを言ってます
ニーチェにとっての真理は絶対的な真理のような全ての人間から見て共通の1つの正解ではなく、人間1人1人とって異なるもののはずであると考えています
人間1人1人とって異なるものこそが正に「解釈」です
※ここからは当職の考え方です
もっと言えば、1つの事実が成り立つために必要な絶対的な真理がなければ事実なんか存在するわけないでしょと捉えてもいいかもしれません
「神は死んだ」の「神」が絶対的な真理が存在しうる根拠になっていると考えてみましょう
要は、「絶対的な真理がない世界に唯一残されたものは各々の人間による解釈のみである」という事なのかもしれません