117 - ZEUS208 ◆CJh/Tcvz2E 2021/10/17(日) 01:12:21.13 ID:erkWk9jg0
人は神を見出してしまう生き物なのだと考えます
無宗教が多いと言われる日本人でさえ、例えば悪いことがあった時にバチが当たったなどと考えます
それは自分に対して罰を与えた高位存在を認めているということでもあります
また、他人に良いことをすれば、その行いがいずれ自分に返って来て欲しいと期待をするものですし
逆に悪行をした個人に恨みを抱き、何か悪いことが起きて欲しいと願ってしまうこともあります
こういったごくありふれた希望・願望などはそもそも科学を求めていないのだと思います
また、自分語りになりますが私が宗教の勧誘を受けたとき、信徒の方達は自分たちにどれだけ良いことがあったかを自慢気に語っていました
例えば子供が受験に合格しただとか、病気が治っただとか、親が自動車事故に巻き込まれたが軽症で済んだなどです
それぞれ、子供が頑張ったから・医者が治療したから・運が良かったからなどと説明がつきそうなものですが、みな宗教のおかげだと考えているのです
私にはこれが、自分が(その宗教における)善行を積み、その見返りが欲しいという願望が透けて見えるのです
科学が発展し、たとえ神話が歴史性を否定されようとも、神には存在して欲しいのが多くの人間にとって都合が良いのではないでしょうか
良い事は全部自分が頑張ったから、悪い事は至らない部分があったから
そういったルールの上での人生は非常にカンタンで、考えることがラクですから