77 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2021/10/26(火) 02:18:08.75 ID:G1oCk6G30
カラヤンは20世紀のクラッシックを代表する指揮者だったのですが、かなりの変わり者だったことが知られています
幼いことからピアノが達者で弱冠8歳で音楽院でピアノの勉強を始めました(要するに神童です)
その音楽院でカラヤンの才能を見いだした著名な指揮者がカラヤンを指揮者の道へと誘い、やがてカラヤンは指揮者となりました
ここまでならただの凄い人なのですが、ただの凄い人とは言えないような人物でした
1935年にアーヘン市立歌劇場の音楽監督に就任してから飛ぶ鳥を落とす勢いでクラッシック界における主要ポストを自分の独壇場にしていきました
カラヤンにおける特徴として揚げられるのが、その圧倒的なカリスマ性
指揮だけではなく立ち振る舞いから何から何までどれをとっても彼の右に出る指揮者など当時おりませんでした
カラヤンの指揮における特徴として、目を瞑って指揮をすることも挙げられます
集中しやすい以外にも自身の世界に演奏者や更には聴衆をも引き込むような強い力を感じます(ぜひCDで体感してみてください)
これもカラヤンの狙いだったでしょう
更には音楽に対する完璧主義・結果主義を追求がかなり極端だったのが変人と言える要素となります
カラヤンは謎多き指揮者なのですが、それもそのはず、プライベートが流出することを極度に嫌ったのです(その対策というのもまたかなり変です)
自分の写真を撮られることさえ嫌い、本人が受け入れた人物以外は許さなかったとまで言われているほどです
そんなカリスマ性と変な一面をもち、20世紀のクラッシク界における主要ポストを欲しいままにしたカラヤンは正に「楽壇の帝王」と呼ぶに相応しいのです
これに関しては本人の努力次第でしょう
何か他の理由も考えましたがこれしか思い浮かびませんでした