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エッジ上の名無し
2023/10/01(日) 19:55:31 ID:5RcEbOOT
佐賀県鳥栖市で両親を殺害したとして殺人罪に問われた元大学生の長男(19)を懲役24年とした佐賀地裁判決。岡崎忠之裁判長は「父親による虐待がなければ長男が犯行に及ぶことはなかった」とする一方、「犯行結果は極めて重大だ」と厳しく指摘した。
長男は公判での被告人質問で、成績が悪いと正座のまま父親から1時間以上叱られ、「人間として下の下」といった人格を否定するような言葉や平手打ちなどの暴力を受けたとし、事件を「父親の仕打ちに対する報復だった」と語った。
一方、検察側は無料通信アプリの「LINE(ライン)」で、父親が長男を「やればできる子」と励ましたり、こっそりと買って贈ろうとしたCDを長男に「いらない」と言われて父親が謝ったりするやり取りなどを証拠として提示。「普通の親。愛情をうまく伝えられなかっただけで、殺されても仕方ないと言えるものではない」と指摘した。
岡崎裁判長は判決で「長男は幼少期から、父親から心理的、身体的虐待を受けるなどしていた」と認定し、「父親を殺害しようと考えるまで追い詰められたことは同情すべき部分がある」と指摘した。一方で「父親には長男への期待や愛情もあったはずで、伝わっていなかったことは残念」とも述べた。
https://mainichi.jp/articles/20230915/k00/00m/040/338000c
鳥栖市の両親殺害事件で長男(19)に懲役24年を言い渡した佐賀地裁判決を受け、両親の親族は15日、報道機関の質問に代理人弁護士を通じて書面で答えた。
判決の受け止めに関し、「到底受け入れられるような内容ではなかった。長年父親からの虐待に苦しんだ末の思い詰めた結果だということを、もっと重視してもらいたかった」と答えた。
また、「両親はこのような判決を望むようには全く思わない。何より、母親は自分が殺害された以上に(被告に)重い刑罰を科されたことに悲嘆するのではないか」とした。
https://www.saga-s.co.jp/articles/gallery/1110582?ph=1
長男は公判での被告人質問で、成績が悪いと正座のまま父親から1時間以上叱られ、「人間として下の下」といった人格を否定するような言葉や平手打ちなどの暴力を受けたとし、事件を「父親の仕打ちに対する報復だった」と語った。
一方、検察側は無料通信アプリの「LINE(ライン)」で、父親が長男を「やればできる子」と励ましたり、こっそりと買って贈ろうとしたCDを長男に「いらない」と言われて父親が謝ったりするやり取りなどを証拠として提示。「普通の親。愛情をうまく伝えられなかっただけで、殺されても仕方ないと言えるものではない」と指摘した。
岡崎裁判長は判決で「長男は幼少期から、父親から心理的、身体的虐待を受けるなどしていた」と認定し、「父親を殺害しようと考えるまで追い詰められたことは同情すべき部分がある」と指摘した。一方で「父親には長男への期待や愛情もあったはずで、伝わっていなかったことは残念」とも述べた。
https://mainichi.jp/articles/20230915/k00/00m/040/338000c
鳥栖市の両親殺害事件で長男(19)に懲役24年を言い渡した佐賀地裁判決を受け、両親の親族は15日、報道機関の質問に代理人弁護士を通じて書面で答えた。
判決の受け止めに関し、「到底受け入れられるような内容ではなかった。長年父親からの虐待に苦しんだ末の思い詰めた結果だということを、もっと重視してもらいたかった」と答えた。
また、「両親はこのような判決を望むようには全く思わない。何より、母親は自分が殺害された以上に(被告に)重い刑罰を科されたことに悲嘆するのではないか」とした。
https://www.saga-s.co.jp/articles/gallery/1110582?ph=1