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399 レス · dat原文

ぢぇ
赤シャツのあとからマドンナとマドンナのお袋が上等へはいり込んだ
それに裏へ廻って卑劣な振舞をするとは怪しからん野郎だ
清は笑って挨拶をおしたのが急に痛くなったのである
>>5 赤シヤツと山嵐たあどつちがい人ですかね山嵐て何ぞなもし山嵐と云ふのは堀田の事ですよそりや強い事は堀田さんの方が強さうぢやけれど然し赤シヤツさんは学士さんぢやけれ働らきはある方ぞなもし
さあ行きませうと勧まないのを無理に勧めて座敷を出かる所へ野だが箒を振り進行して来てや御主人が先へ帰るとはひどい
こんな田舎に居るのは堕落しに来て居る様なものだ
最初の日に出た級はいずれも少々ずつ失敗した
其時分はどんな仕掛か知らぬから石や棒ちぎれをぎう井戸の中へ挿し込んで水が出なくなつたのを見届けてうちへ帰つて飯を食つて居たら古川が真赤になつて怒鳴り込んで来た
>>9 会場は花晨亭と云つて当地で第一等の料理屋ださうだがおれは一度も足を入れた事がない
とへえつく張って席に戻った
この拍子に勘太郎の屋号と同じ事です
厄介な所だ
では会議を開きますと狸は先づ書記の川村君に蒟蒻版を配布させる
この三円は何に使ったか忘れてしまった
おれは蕎麦が大好きである
清書をするには二日で済んだが下た書きをするには四日かつた
彡(^)(^)「大大大大大出世ぇ!!!」
下宿の建築が粗末なんだ
それで送別会の席上で大に演説でもして其行を盛にしてやりたいと思ふのだがおれのべらんめえ調ぢや到底物にならないから大きな声を出す山嵐を雇つて一番赤シヤツの荒胆を挫いでやらうと考へ付いたからわざ山嵐を呼んだのである
挨拶が済んだらあちらでもチューこちらでもチューという音がする
お墓のなかで坊っちゃんの来るのを楽しみに待っておりますと云った
坊っちやんは竹を割つた様な気性だが只肝癪が強過ぎてそれが心配になる
手温るい事だ
飯は食つたがまだ日が暮れないから寐る訳に行かない
赤シャツは人ものだが教頭だけに下宿はとくの昔に引き払って立派な玄関を構えている
笹は毒だからよしたらよからうと云ふといえ此笹が御薬で御座いますと云つて旨さうに食つて居る
駄目だが年もこうやられる以上はおれも人間だから駄目でも何でもそうならなくっちゃ始末がつかない
おれは正気に返つてはつと思ふ途端におれの鼻の先にある生徒の足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつはどたりと仰向に倒れた
>>2 追つかける時に袂の中の卵がぶらして困るから両手で握りながら来たのである
>>26 おれは飛白の袷を着ていたから泥だらけになったけれども山嵐の羽織ほどな損害はない
取締上不都合だから蕎麦屋や団子屋へさえはいってはいかんと云うくらい謹直な人がなぜ芸者といっしょに宿屋へとまり込んだ野だは隙を見ては逃げ出そうとするからおれはすぐ前に立ち塞がってべらんめえの坊っちゃんた何だと怒鳴り付けたらいえ君の事を云ったんじゃないんです全くないんですと鉄面皮に言訳がましい事をぬかした
何だあの様は
おれは一皿の芋を平げて机の抽斗から生卵を二つ出して茶碗の縁でたき割つて漸く凌いだ
十あくる日眼が覚めてみると身体中痛くてたまらない
此芸者は赤シヤツに挨拶をした奴だ
こんな送別会なら開いてもらはない方が余っ程ましだ
しばらくすると井戸端でざあ音がするから出て見たら竹の先へ蝦蟇口の紐を引き懸けたのを水で洗つて居た
頼むと云ったら赤シャツの弟が取次に出て来た
そのテーブルの端に校長が坐って校長の隣りに赤シャツが構える
>>40 おれはこへ来てから毎日住田の温泉へ行く事に極めて居る
>>6 吉川君と二人ぎりじゃ淋しいから来たまえとしきりに勧める
>>1 すると先生此おれを降参させたと疳違して早速伝授しませう
>>30 かえってこの清と云う下女に気の毒であった
実を云うとこの男の次へでも坐わろうかとひそかに目標にして来たくらいだ
御出立はいつです是非浜迄御見送をしませうと云つたらうらなり君はいえ御用多の所決して夫には及びませんと答へた
おや山嵐の癖にどこ迄も奢る気だな
壁は煤で真黒だ
浮がなくつて釣をするのは寒暖計なしで熱度をはかる様なものだ
ひろびろとした海の上で潮風に吹かれるのは薬だと思った
金は借りるが返す事は御免だと云ふ連中はみんなこんな奴等が卒業してやる仕事に相違ない
温泉の町をはずれると丁ばかりの杉並木があって左右は田圃になる
>>46 東の隅に一夜作りの舞台を設けてこで所謂高知の何とか踊りをやるんださうだ
おれは船端からやっと掛声をして磯へ飛び下りた
>>27 さすがのおれもこれにはあきれた
堀田も去りあなたも去ったら学校の数学の授業がまるで出来なくなってしまうから出来なくなっても私の知った事じゃありません君そう我儘を云うものじゃない少しは学校の事情も察してくれなくっちゃ困る
おれが何か云ひさへすれば笑ふ
母は兄許り贔負にして居た
さう早く死ぬとは思はなかつた
おれは東京でまだ学問をしなければならない
校長ってものがこれならば何の事はない煮え切らない愚図の異名だ
先生は御鄭寧に自席から座敷の端の末座迄行つて慇懃に一同に挨拶をした上今般は一身上の都合で九州へ参る事になりましたに就て諸先生方が小生の為に此盛大なる送別会を御開き下さつたのはまことに感銘の至りに堪へぬ次第でことに只今は校長教頭其他諸君の送別の辞を頂戴して大いに難有く服膺する訳であります
且つ少年血気のものであるから活気があふれて善悪の考はなく半ば無意識にこんな悪戯をやる事はないとも限らん
おれはいきなり袂へ手を入れて玉子を二つ取り出してやっと云いながら野だの面へ擲きつけた
今まで葛練りの中で泳いでるように身動きも出来なかったのが急に楽になったと思ったら敵も味方も度に引上げてしまった
今日様どころか明日様にも明後日様にもいつまで行ったって済みっこありませんねそれで古賀さんにお気の毒じゃててお友達の堀田さんが教頭の所へ意見をしにお行きたら赤シャツさんがあしは約束のあるものを横取りするつもりはない
>>1 と礼を云ったじゃないか
今日までは数学と骨董で蕎麦を忘れていたがこうして看板を見ると素通りが出来なくなる
軽侮されべき至当な理由があつて軽侮を受けたのなら生徒の行為に斟酌を加へる理由もありませうが何等の源因もないのに新来の先生を愚弄する様な軽薄な生徒を寛仮しては学校の威信に関はる事と思ひます
実は大変嬉しかつた
すると足音に比例した大きな鬨の声が起った
実を云ふと賞めたんぢやあるまいひやかしたんだらう
これはずっと後の事であるが金を三円ばかり貸してくれた事さえある
罰金を出し玉へと云つた
おれはこの手拭を行きも帰りも汽車に乗ってもあるいても常にぶら下げている
夫れ見ろ
元来ならおれが山嵐と戦争をはじめて鎬を削つてる真中へ出て堂とおれの肩を持つべきだ
授業は一通り済んだがまだ帰れない三時迄ぽつ然として待つてなくてはならん
別段おれは笑はれる様な事を云つた覚はない
然し是から話さうと云ふ心持ちで既に一銭五厘手の平に用意して居る位だからこで赤シヤツから口留めをされちや些と困る
是は妙だ
寒い夜などはひそかに蕎麦粉を仕入れておいていつの間にか寝ている枕元へ蕎麦湯を持って来てくれる
おやじは頑固だけれどもそんな依怙贔負はせぬ男だ
帝国万歳とかいて校長の云うところはダーク一座の操人形よりよっぽど手ひどく遣られている
どうも厄介な奴等だ
だから婆さんである
おれは何事によらず長く心配しやうと思つても心配が出来ない男だ
波は全くない
三度目に床へはいった時は少々落ち付いたがなかなか寝られない
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亭主が云うには手前は書画骨董がすきでとうとうこんな商買を内々で始めるようになりました
一番槍は御手柄だがゴルキぢやと野だが又生意気を云ふとゴルキと云ふと露西亜の文学者見た様な名だねと赤シヤツが洒落た
赤シヤツには口もきかなかつた
しかし際限がないからやめる
攻撃されても仕方がない
俺の作った荒らしプログラムは最強
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先生には応えた
奥さんがある様に見えますかね
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>>16 舟はつけられないんですかと聞くから東京までは直行で新橋へ着いた時もいの一番に氷水を一杯奢った
こっちのは天に代って誅戮を加える夜遊びだ
心配にはならぬ
追つて処分する迄は今迄通り学校へ出ろ
い景色だ
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>>21 あきれ返った奴等だ
学校はそれでいのだが下宿の方はさうはいかなかつた
タナそつくりですよと心得顔である
>>3 ここのうちはいか銀よりも鄭寧で親切でしかも上品だが惜しい事に食い物がまずい
エヘヘヘヘ大丈夫ですよ
然しかうなると此四畳半も引き払はなければならん
>>48 この住田と云う所は温泉のある町で城下から汽車だと十分ばかり歩いて三十分で行かれる料理屋も温泉宿も公園もある上に遊廓がある
>>13 どうもこれは乱暴だと振りもがくところを横に捩ったらすとんと倒れた
君に懸物や骨董を売りつけて商売にしやうと思つてた所が君が取り合はないで儲けがないものだからあんな作りごとをこしらへて胡魔化したのだ
町はずれの岡の中腹にある家で至極閑静だ
おれの顔を見てまた来たかと云ふ眼付をした
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おれはたった杯しか飲まなかったから銭五厘しか払わしちゃない
山嵐は大きな鬨の声がして今までも尋ねようかと思うから
>>14 甥こそいい面の皮だ
>>85 教育の精神は単に学問を授けるばかりではない高尚な正直な武士的な元気を鼓吹すると同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するにあると思います
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>>27 元来中学に居た時分に船縁の所へ坐った野だが云うなら辞職されてもいいから代りの具合で君が眼に付く途中を泳ぐのは百万両より尊といお礼と思わなければああいう風に吹かしてはおればかりだだを捏ねるのものと注文したから何だ
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全く喜んで居るんですね吉川君喜んでる所ぢやない
>>17 なぜと聞くと沖釣には到底人にこの辞令は東京でまだ学問を授けるばかりで時々怖い眼を野だが云うと一番左の方を見た 古い前世紀の建築が粗末なんだな じゃ相談じゃないからいくらどしんと倒れた するとあなたはどっか悪いんじゃありませんか
>>41 兄とは喧嘩をする
>>19 すると二人は小声で何か話し始めた
>>101 東の隅に夜作りの舞台を設けてここでいわゆる高知の何とか踴りをやるんだそうだ
>>9 あきらめるより外に仕方がないと坊主の説教じみた説諭を加えた
>>17 母が死んでからはおやぢと兄と三人で暮して居た
そうして字ごとにみんな黒点を加えてお灸を据えたつもりでいる
>>131 君は全くない
奥さんがあるように見えますかね
なるほど石と松ばかりじゃ住めっこない
今日は露西亜文学の大当りだと赤シヤツが野だに話してゐる
赤シャツ相当の処分をこの無頼漢の上流にくらいするものはどういうものか
バッタを床の中にはおれより背が高くって強そうなのが居るのかい
教育が生きてフロツクコトを着ればおれになるんだと云はぬ許りの狸もゐる
夜はとうにあけて居る
愈以て日清談判だ
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僕あ芸者の名かと思ったいいえあなた
今日学校で自分の事を馬鹿と云ったじゃないか
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今思うとよく宿のものが承知したものだ
捕まえた手はぬるぬるする
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返さないんだ
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どうせ碌な所ではあるまい
おれは蕎麦が大好きである
深さは立つて乳の辺まであるから運動の為めに湯の中を泳ぐのは中愉快だ
系図が見たけりや多田満仲以来の先祖を一人残らず拝ましてやらあ
実に奸物だ新聞までも赤シャツか
>>122 会場へはいると回向院の相撲か本門寺の御会式のように幾旒となく長い旗を所々に植え付けた上に世界万国の国旗をことごとく借りて来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけて大きな空がいつになく賑やかに見える
船は静かな海を岸へ漕ぎ戻る
>>125 今迄物理学校で毎日先生と呼びつけて居たが先生と呼ぶのと呼ばれるのは雲泥の差だ
玉子がくちやりと割れて鼻の先から黄味がだら流れだした
いかに天誅党でも飽きる事に変りはない
慥か罰金を出して済んだ様である
一二三度勧めたのだが今日は怒ってるから捜がしてあるく面倒はない
どうせひと晩じゃいけない
>>34 すると今度は誰も笑わない
>>142 おれみたような無鉄砲なものをつらまえて生徒の模範になれの校の師表と仰がれなくてはいかんの学問以外に個人の徳化を及ぼさなくては教育者になれないのと無暗に法外な注文をする
ただ清は昔風の女だから自分とおれの関係を封建時代の主従のように考えていた
おれの足音を聞きつけて十間位の距離に逼つた時男が忽ち振り向いた
>>65 勘太郎は四っ目垣を半分崩して自分の領分へ真逆様に落ちてぐうと云つた
しかしこうなると四畳半も引き払わなければならん
山嵐は委細構わずステッキを持って来て踏破千山万岳烟と真中へ出て独りで隠し芸を演じている
野だのお世話になるくらいなら首を縊って死んじまわあ
>>42 生徒が何を云つたつてやらうと思つた事をやめる様なおれではないが何でこんな狭苦しい鼻の先がつかへる様な所へ来たのかと思ふと情なくなつた
マドンナと云うのは何でも赤シャツの馴染の芸者の渾名か何かに違いないと思った
わざ東京からこんな奴を教へに来たのかと思つたら情なくなつた
無い事を種に下宿を出ろと云われた時はいよいよ不埒な奴だと思った
>>144 おれはよく親父から貴様はそっかしくて駄目だと云はれたが成程少そつかしい様だ
飛び込んで分けようとおれの方を見て云うからおれは返事もしないでいきなり番喧嘩の烈しそうな所へ躍り込んだ
ところがこの顔色を見たら山嵐は委細構わずステッキを持ってるんだろう
>>158 その人は番若くて番奇麗な奴だ
今度はもつと詳しく書いてくれとの注文だから可成念入に認めなくつちやならない
>>38 古賀先生が物数奇に行くんじゃありませんかそりゃあなた大違いの勘五郎ぞなもし勘五郎かね
窓から首を出す訳には行かないから姿を突き留める事は出来ないが段近付いて来る模様だ
元来中学の教師なぞは社会の上流に位するものだからして単に物質的の快楽ばかり求める可きものでない
あやまるのものだからあの遠山のお嬢さんのような事をするよりこの辞令を下げて行く
これでも月給が入らないから返しに来んだ
美しい顔をして人を陥れる様なハイカラ野郎は延岡に居らないからと君は云つたらううんハイカラ野郎丈では不足だよぢや何と云ふんだハイカラ野郎のペテン師のイカサマ師の猫被りの香具師のモンガの岡っ引きのわん鳴けば犬も同然な奴とでも云ふがいおれにはさう舌は廻らない
読んで後架へ棄て来た
甥こそい面の皮だ
吾輩は大に古賀君の為めに此転任を祝するのである
害にならないと思ふなんて生意気だ君はあまり単純過ぎるから置いたつてどうでも胡魔化されると考へてるのさ猶悪いや
町を外れると急に馳け足の姿勢ではやてのように後ろから追いついた
向うの隅ではおいお酌だと徳利を振ってみて酒だ酒だと言い直している
もう帰らうかと赤シヤツが思ひ出した様に云ふとえ丁度時分ですね
日清談判だ