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さんJにワイが帰ってきた

719 レス · dat原文

うとうとしたら清の身の上を静かに静かに伸して行った
教頭の職をもつてるものが何で角屋へ行つて泊つたと山嵐はすぐ詰りかけた
おれはここまで考えたら眠くなったからぐうぐう寝てしまった
いくら言葉巧みに弁解が立つても正義は許さんぞと山嵐が云つたら両人共だまつてゐた
>>60 うとうとしたら清の夢を見た
まだある
>>79 そうかも知れない
なまじい保護を受ければこそこんな兄に頭を下げなければならない
東京から便りはないか便りはないかてて毎日便りを待ち焦がれておいでるじゃないかなもしこいつあ驚いた
母が死んでから六年目の正月におやぢも卒中で亡くなつた
>>206 しかし清がなるなると云うものだからやっぱり何かに成れるんだろうと思っていた
校長ってものがこれならば何の事はない煮え切らない愚図の異名だ
年寄の方が背は低い
こへ来た時第一番に氷水を奢つたのは山嵐だ
>>10 その外に苦になる事は少しもなかった
早い方がいいから今日見てあす移ってあさってから学校へ行けば極りがいいと人で呑み込んでいる
川の流れは浅いけれども早いから神経質の水のようにやたらに光る
それやこれやでお輿入も延びているところへあの教頭さんがお出でて是非お嫁にほしいとお云いるのじゃがなもしあの赤シャツがですか
貴様がわるいからだと云うと初手から逃げ路が作ってある事だから滔々と弁じ立てる
川と云ふとえらさうだが実は一間位なちよろした流で土手に沿ふて十二丁程下ると相生村へ出る
兄は夫から道具屋を呼んで来て先祖代の瓦落多を二束三文に売つた
残る一人が一寸狼狽した所を飛びかつて肩を抑へて二三度こづき廻したらあつけに取られて眼をぱちさせた
先生あの遠山の御嬢さんを御存知かなもしいえ知りませんねまだ御存知ないかなもし
十あくる日眼が覚めてみると身体中痛くてたまらない
軽侮されべき至当な理由があつて軽侮を受けたのなら生徒の行為に斟酌を加へる理由もありませうが何等の源因もないのに新来の先生を愚弄する様な軽薄な生徒を寛仮しては学校の威信に関はる事と思ひます
もう大丈夫ですね
おれは六百円の使用法に就て寐ながら考へた
然し自分がわるくないのにこつちから身を引くのは法螺吹きの新聞屋を益増長させる訳だから新聞屋を正誤させておれが意地にも務めるのが順当だと考へた
君のずぼらにも困るな校長か教頭に出逢うと面倒だぜと山嵐に似合わない事を云うから校長にはたった今逢った
校長でも尋ね様かと思つたが草臥れたから車に乗つて宿屋へ連れて行けと車夫に云ひ付けた
しかし別段困った質問も掛けられずに済んだ
山門のなかへ落ちた奴は右の方でもちゃんと心得ますと云うからやめた
おれは早速辞表を書こうと思ったが何と書いていいか分らないから私儀都合有之辞職の上東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上とかいて校長宛にして郵便で出した
>>193 それにもかかわらずあまりおやじを怖いとは思わなかった
熱くって居られやしない
溌墨の具合も至極よろしい試してご覧なさいとおれの前へ大きな硯を突きつける
何故と聞くと君は校長に呼ばれて辞表を出せと云はれたかと尋ねるからいや云はれない
この短かい二十日間において生徒は君の学問人物を評価し得る余地がないのであります
おれと赤シヤツとは今迄の行懸り上到底両立しない人間だが君の方は今の通り置いても害にならないと思つてるんだおれだつて赤シヤツと両立するものか
>>185 余っ程辛防強い朴念仁がなるんだらう
>>90 天下に某と云ふ名前の人があるか考へて見ろ
さうして或る奴はなんこを攫む
然し自分がわるくないのにこつちから身を引くのは法螺吹きの新聞屋を益増長させる訳だから新聞屋を正誤させておれが意地にも務めるのが順当だと考へた
>>24 向が人ならおれも人だ
その晩母が山城屋に詫びに行ったついでに袷の片袖も取り返して来た
茶代なんかやらなければよかった
>>20 少しの間ほかの板を荒らしておいてやってただけなのに逃げたとか思い込んでいたなんGの障害者共は哀れなゴミだなwww
>>173 山嵐とはすぐ分れたぎり今日迄逢ふ機会がない
こんな所に住んで御城下だ抔と威張つてる人間は可哀想なものだと考へながらくるといつしか山城屋の前へ出た
>>134 贔負目は恐ろしいものだ
>>202 あんな奴にかかっては鉄拳制裁でなくっちゃ利かないと瘤だらけの腕をまくってみせた
しかしお蔭様でマドンナの意味もわかるし山嵐と赤シャツの関係もわかるし大いに後学になった
ところがこっちから返報をする時分に尋常の手段で行くと向うから逆捩を食わして来る
それから赤シヤツと野だは一生懸命に釣つて居たが約一時間許りのうちに二人で十五六上げた
存じませんで済むかと箒を椽側へ抛り出したら小使は恐る恐る箒を担いで帰って行った
>>99 波は全くない
芸者が角屋の瓦斯燈の下女のような男と女は日本中さがして歩いたってめったに違いなかったんです
前列と後列の間はわずか尺五寸ぐらいだろう左右の間隔はそれより短いとも長くはない
男なら男らしい声を出すもんだ
すると東京はよい所でございましょうと云ったから当り前だと答えてやった
系図が見たけりや多田満仲以来の先祖を一人残らず拝ましてやらあ
今迄物理学校で毎日先生と呼びつけて居たが先生と呼ぶのと呼ばれるのは雲泥の差だ
どうも山嵐の方がおれよりも利巧らしいから万事山嵐の忠告に従ふ事にした
それから英語の教師に古賀とか云う大変顔色の悪るい男が居た
>>83 大方清がすきだから其魂が方の御婆さんに乗り移るんだらう
今度は向ふ合せの北側の室を試みた
ほかの教師に聞いてみると辞令を受けて週間からヶ月ぐらいの間は自分の評判がいいだろうか悪るいだろうか非常に気に掛かるそうであるがおれは向そんな感じはなかった
気狂ひじみた真似も大抵にするがい
おれが組と組の間に這入つて行くと天麩羅だの団子だのと云ふ声が堪へずする
誰が両立してやるものか夫に先達て古賀が去つてからまだ後任が事故の為に到着しないだらう
赤シャツも野だも訴えなかったなあと二人は大きに笑った
十祝勝会で学校はお休みだ
嘘を吐いて罰を逃げる位なら始めからいたづらなんかやるもんか
船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
山嵐は愈辞表を出して職員一同に告別の挨拶をして浜の港屋迄下つたが人に知れない様に引き返して温泉の町の枡屋の面二階へ潜んで障子へ穴をあけて覗き出した
>>93 もう大丈夫ですね
>>252 ちょっと温泉に行きたくなった
ランプは既に消してあるから暗くてどこに何が居るか判然と分らないが人気のあるとないとは様子でも知れる
困ったって負けるものか
これでもれっきとした姓もあり名もあるんだ
最初のうちは生徒も烟に捲かれてぼんやりして居たからそれ見ろと益得意になつてべらんめい調を用ゐてたら一番前の列の真中に居た一番強さうな奴がいきなり起立して先生と云ふ
おれのような単純なものには白とか黒とか片づけてもらわないとどっちへ味方をしていいか分らない
これは妙だ
この英語の教師もうらなりばかり食ってるに違いない
>>87 なんで田舎の学校はさう理窟が分らないんだらう
おれは君に氷水を奢られる因縁がないから出すんだ
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>>174 水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれは洋服だからかしこまるのが大嫌いだ
舞台とは反対の方面でしきりに花火を揚げる
おれなんぞはいくらいたずらをしたって潔白なものだ
>>17 読んで後架へ棄てて来た
宵から十二時過迄は眼を障子へつけて角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下を睨めつきりである
どこの果へ行ったってのたれ死はしないつもりだ
>>273 太鼓は太神楽の太鼓と同じ物だ
ぶら土手の上をあるきながら約三丁も来たと思つたら向に人影が見え出した
エヘヘヘヘ大丈夫ですよ
こんな事を清にかいてやったら定めて驚く事だろう
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おれは何事によらず長く心配しやうと思つても心配が出来ない男だ
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>>81 それから清はおれがうちでも持って独立したら所になる気でいた
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もう大丈夫ですね
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>>11 そんならなぜ置いたなぜ置いたか僕は知らん置くことは置いたんだがいやになったんだから出ろと云うんだろう
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>>52 いえちっとも心配じゃありません
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わるい癖だと云つて小川町の下宿に居た時分二階下に居た法律学校の書生が苦情を持ち込んだ事がある
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僕は君等に対してお気の毒でなりません
もう懲りだ何が釣れたつて魚は握りたくない
校長は薄髯のある色の黒い目の大きな狸のような男である
其うちで手持無沙汰に下を向いて考へ込んでるのはうらなり君許りである
女の様な声を出す丈に心配性な男と見える
>>127 清は今に帰すだらう抔と苟めにもおれの懐中をあてにはして居ない
奥さんがあるように見えますかね
其後ある人の周旋で街鉄の技手になつた
あんな奸物の遣る事は数学と骨董で蕎麦を食ったのじゃない清をつれて来てさっさと出てきたがあとでぼんやりして大いに後学になって棕梠箒を持って行けと車夫に云い付けた
と囃したからである
これを知ってるものはおればかりだろう
破約になれば貰うかも知れんが今のところは遠山家とただ交際をしているばかりじゃ遠山家と交際をするには別段古賀さんに済まん事もなかろうとお云いるけれ堀田さんも仕方がなしにお戻りたそうな
母が死んでから五六年の間はこの状態で暮していた
この婆さんがどういう因縁かおれを非常に可愛がってくれた
マドンナぢやないかと思つた
料理屋も温泉宿も公園もある上に遊廓がある
夫ぢや何を気を付けるんですいあなたのは慥かあなたのは慥かぢやが何処に不慥かなのが居ますかねこ等にも大分居ります
話さない事は慥かである
僕は君等に対して御気の毒でなりません
君が来たんで生徒も大に喜んで居るから奮発してやつて呉れ給へと今度は釣には丸で縁故もない事を云ひ出した
庭は十坪ほどの平庭でこれという植木もない
驚いたのはおれがいか銀の座敷を引き払ふと翌日から入れ違に野だが平気な顔をしておれの居た部屋を占領した事だ
>>211 それを思うと清なんてのは見上げたものだ
ところへ両隣りの机の所有主も出校したんで赤シャツは早々自分の席へ帰って行った
清はおれの事を慾がなくつて真直な気性だと云つてほめるがほめられるおれよりもほめる本人の方が立派な人間だ
歴史も教頭ともなかった
おれはかう云ふ単純な人間だから今迄の喧嘩は丸で忘れて大に難有いと云ふ顔を以て腰を卸した山嵐の方を見たら山嵐は一向知らん面をしてゐる
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生徒が乱暴をする
いかさま師?面白いいかさま面白い
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どうも山嵐の方がおれよりも利巧らしいから万事山嵐の忠告に従ふ事にした
婆さんの云う事は数学と骨董で蕎麦を食うなと罪なお布令を出すのは自分の領分へ真逆様に落ちてぐうと云った
下宿の五倍ぐらいやかましい
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生徒が乱暴をする