2 名無しさん 2023/02/25(土) 17:40:08 ID:vt7+S7vL0主
「おい、ムネ、ちょっと休憩しようか?」
哲さんが声をかけると、ムネはうなずいてベンチに座った。哲さんはそっとムネの肩を抱き、彼に寄りかかった。
「疲れたんだろ?」
「いや、別に……。」
ムネは照れくさそうに答えたが、哲さんはそれを信じなかった。彼は、ムネがいつも頑張りすぎていることを知っていた。
「ムネ、俺たち、休日に遊ぼうよ。」
哲さんはそう提案し、ムネは瞬間的に驚いた。
「え、えっと、それは……。」
「俺たち二人で、ちょっと遊びに行こうよ。映画でも観に行ったり、カフェでも行ったり、好きなところに行こう。」
哲さんは真剣な表情で言葉を続けた。
「俺、ムネが好きなんだ。もちろん、野球の才能もすごいと思ってる。でも、それ以上に、ムネ自身が好きなんだ。」
ムネは目を見開いて、哲さんを見つめた。哲さんの言葉は、まるで彼の心を読んでいるかのようだった。
「……俺も、哲さんのことが好きだよ。」
ムネは、恥ずかしそうに笑った。哲さんはそれを見て、優しく彼の手を握った。
「じゃあ、休日に遊びに行こうね。」
哲さんの言葉に、ムネは頷いた。彼は今までに感じたことのない幸せを感じていた。二人は、一緒に野球をしているだけでなく、普通の人間同士としても、互いに支えあっていた。