473 一般ノルウェー市民 2020/05/08(金) 16:23:36.62 ID:LU3oMc9x0
[1142] 嵯峨山茂樹 - 2020/05/08 Fri 16:19:39
>>1141
「実験協力ユーザ」を務めて頂く期間は、自動作曲などの機能を試せるようになっています。
協力期間が終了すると、一般のネットユーザと同等に、作曲はできませんが、
作品視聴、ダウンロード、自動作詞、コメント記入、自由掲示板記入など、かなりの機能は使えまるはずです。
一度ログアウトして、どの機能が使えるかご覧ください。(問題を見つけて、是非、バグ報告ください。)
多くのユーザの場合は協力期間を自動延長していますが、時々、随時終了の処置を取ることもあります。
一日経たずに終了したことも何度かあります。それは以下のような理由が多いです。
「Orpheus」と「炎上」で検索すれば調べればすぐわかりますが、かつて、ある人物を揶揄中傷する曲が Orpheus で多数作られました。
実際、曲もよくできていたので、多くの人が喜び、ネットに拡散され、今もネットに残っていて収集できません。
その影響か、いまだに一部のユーザ(中学生?)は事件を知らない世代なのに、調子に乗って同種のいじめの曲を作ろうとします。
(背伸びしたい反抗期の若い人は、そういう人身攻撃を見て自分もやれるんだ、と思うのでしょう。ネット犯罪もそうですね。)
私が早めに手を打たなかったために、当該人物には迷惑が掛かり、法的措置などは取られなかったものの、私は反省を強いられました。
「パカソン」という不本意なジャンルが Orpheus を使って生み出されてしまったことも、自動作曲技術研究の歴史の汚点になりました。
その事件でこのサイトを閉鎖するのは惜しかったので、自動作曲技術開発とは別の多大な労力を払ってユーザ登録制度や継続審査を作りこみ、
ようやく数年かけて良心的なユーザの方々が支援・揚力して下さって、メディアにも度々取り上げられて、今の盛況に至りました。
今後も、特定人身攻撃でなくても、たとえば暴力的・攻撃的・鬱憤晴らし・扇動的・下品な歌詞を曲にすると、
「よくやった!」と称賛・共感して喜ぶ人も多い分、攻撃を受けて不快な人も多くなります。
たとえば、その種の曲が爆発的に人気を博して、ネットに広がったら、その攻撃被害者は自動作曲技術をどう思うでしょうか?
また、威勢がいい音楽で「勉強なんぞ何の役にも立たねえ!」(←事実誤認です。自動作曲も勉強成果です)と叫ぶ曲は何の害もないでしょうか?
音楽にも技術にも罪はなく、歌詞だけが人を傷つけるのです。
Orpheus のように、無料で匿名で歌詞から自動作曲するネットサービスが他にないのも、「そんな危ないことはできない」と見られているからかも知れません。
私の希望としては、自動作曲技術は、誰からも歓迎される情報技術として無償提供を続けて行きたく、
一部の人(芸人であっても会社の上司であっても友達であっても)が不快な思いをする技術にならないでほしいのです。
(また、私自身は、この種の問題に苦慮することなく、純粋に技術開発に専念したいです。)
>「パカソン」という不本意なジャンルが Orpheus を使って生み出されてしまったことも、自動作曲技術研究の歴史の汚点になりました。
嵯峨山教授、改めて「パカソン」と言うワードを布教する