292 グナマーナ正大師 (sage) 2014/12/19(金) 20:04:57 ID:4YKxMboE
身元を特定されず、ジャーナリストに告発情報を届けるサイト「内部告発.jp」始動へ
弁護士ドットコム 12月19日(金)19時50分配信
企業や政府などの不正を「内部告発」しようとする人が、
身元を知られずにジャーナリストに情報を伝えることができるサイト
「whistleblowing.jp(内部告発.jp)」が開設された。
設立者の八田真行・駿河台大学専任講師は12月19日、早稲田大学でシンポジウムを開き、
「内部告発.jp」の仕組みや利用法を説明した。
●最先端の匿名化技術「Tor」を活用
同サイトは、匿名化の技術システムを活用することで、内部告発者を保護する。
内部告発サイトとしては、海外では「ウィキリークス」が話題になったが、
日本でも最先端の匿名化技術を使った内部告発サイトが立ち上がったといえる。
内部告発.jpの最大の特徴は、送信者を匿名化する「Tor(トーア)」という技術を使っていることだ。
インターネットを利用した通常の情報送信では、ネットにアクセスした人の身元を特定することが、技術的には可能だ。
しかし内部告発.jpでは「Tor」を活用することで、送信者の身元の追跡を不可能にして、内部通報者の身に危険が及ぶことを防ぐ。
内部告発サイトを立ち上げた狙いについて、八田氏は「日本において、内部告発はネガティブな印象があるが、
アメリカではウォーターゲート事件のようにいい印象もある」としたうえで、
「内部告発は、健康診断みたいなものだ。STAP細胞などのスキャンダルでも、
話がこじれる前に内部告発があれば、組織の存立が危うくなるところまでいかないだろう」と語った。
●内部告発.jpは「土管のようなもの」
内部告発.jpの役割は「内部告発者とジャーナリストをつなぐ土管のようなものだ」と、八田氏は説明する。
あらかじめ、内部告発情報を受け取りたいジャーナリストが「受信者」としてサイトに登録。
内部告発をしたい人が「送信者」としてサイトにアクセスして、情報を伝えたいジャーナリストを選んで、
企業の不正行為などの情報を送る。
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