142 グナマーナ正大師 2015/01/04(日) 21:51:44 ID:Dk8/UMXo
教団の実態にどこまで迫れるか…オウム最後の逃亡者「高橋克也」公判開始へ
産経新聞 2015年01月04日 19時03分
実行犯を運んだ運転手役だったなどとして、地下鉄サリン事件などで起訴された元オウム真理教信者、高橋克也被告(56)の公判が、1月16日に東京地裁(中里智美裁判長)で始まる。地下鉄サリン事件では初めての裁判員裁判で、公判回数は40回の長丁場。VXガス事件で重傷を負い被害者参加制度による公判参加が認められた「オウム真理教家族の会」会長の永岡弘行さん(76)は最後の特別手配犯の公判を前に「教団の実態にどこまで迫れるか。なぜあのような凶行に走ったのかを問いかけたい」と語った。
■返信のない手紙
死者13人、負傷者6千人以上の未曾有の無差別テロは公判中の3月に発生から20年の節目を迎える。
息子が19歳の時にオウムに入信したことから、信者の脱会のための活動をしていた永岡さん。地下鉄サリン発生直前の平成7年1月、信者らからVXガスをかけられ、中毒症に陥いった。今も後遺症に苦しんでいる。
オウム事件の被害者として、各裁判を傍聴。死刑囚らとの面会を重ねて事件の背景を追い続けている。なぜ信者が麻原彰晃死刑囚(59)=本名・松本智津夫=の思想をうのみにして事件を起こしたのか。「疑問は今も残ったままで、裁判でも面会でも全容が分からない」と語る。