15 グナマーナ正大師 2015/01/15(木) 23:08:57 ID:S.24n07M
一度接着が起こると、SCP-198内のいかなる液体も消失し、容器はどういうわけか流動体か半固体の物質が底から満ちてきて容器のふちに達すると止まります。その液体または半固体は把持者によってそれぞれ異なりますが、これまでの各テストの例ではヒトの体液や排泄物でした。例には、ヒトの唾液、汗、血液、胆汁、尿、糞便、[データ削除済み]、またはそれらのうち2つ以上の混合物が挙げられます。
一度SCP-198が満たされると、把持者は急速な脱水症状または/かつ衰弱を起こし、栄養失調となりますが、措置をしなければ24時間以内に死に至ります。通常の食品や液体、栄養素を補給する点滴による食物摂取では死に至る過程を止めることも遅らせることもできません。被験者が栄養を得られる手段はSCP-198の内容物を消費することだけであることがテストによってあきらかになっています。しかしながら、脱水および衰弱は同様の割合で継続し、テストの被験者は生存中ほとんど莫大な量の排泄物を消費することを強いられます。内容物がすべて消費されるかまたは―非常によくあることですが―内容物が投げ捨てられるかした場合、SCP-198は自動的に内容物を補充し続けます。テストの被験者は排泄物を消費することによって70時間ほど生存しますが、疲労に屈服するか内容物のさらなる消費を拒否するかどちらかに陥りいずれも死亡します。