5 グナマーナ正大師 2015/01/08(木) 14:52:35 ID:mCltEVlw
SCP-2783 自己開示性領域
class:keter
取扱方:
SCP-2783はそのミーム特性と広範囲にわたる感染域によって収容が困難です。
SCP-2783の発生源と呼ばれる領域SCP2783-1とその半径20kmをSCP-2783として指定し、エージェント・Jクラス職員以外による侵入は極力制限されます。地方自治体と提携し一般人のSCP-2783への移住は勧められません。
既に居住している場合にはSCP-2783-2と扱います。いかなる場合においてもSCP-2783から出てきた人間はミーム感染について検査し、必要な場合にはE-クラス記憶処理を行います。
ネットミーム担当のエージェントはSCP-2783のIPアドレスから発信される情報を全て監視し、必要な場合には削除もしくはカバーストーリーを付与してミーム感染が広がらないように注意してください。
概要:
SCP-2783は日本のT県[検閲済]市において発生するミーム現象です。SCP-2783-1に指定される一般的な住宅とその住人が発信するメディア媒体においてその異常性を発現します。SCP-2783-1から発信された情報に長時間曝露された人物はミーム汚染により、特定の人物[SCP-2783-1の住民及び別地域の30代男性SCP-2783-3に指定、本名は[編集済]]に対して憎悪を抱くようになります。
その後あらゆるメディア媒体を通してSCP-2783-1・3の個人情報・生活様式・宗教について情報を拡散させようとします。この情報ハザードについて財団のいかなる試みも失敗に終わっています。SCP−2783にミーム汚染された人物が発する情報はその真偽にかかわらず、結果的に真実の情報に変化します。一説によると研究員のシミュレーションでは[削除済]人以上の人間が同様の情報を共有すると
現実改変能力が起こると考えられています。(過去に起こった現実改変の例は補遺-1を参考)
SCP-2783-1は日本国籍の人型生命体です。その外形は男性の性器に酷似しています。これは他の市民と同様に生活をしておりその自身の異常な姿にもかかわらず、彼を目視する人間はSCP-2783-1を人間と認めます。長時間SCP-2783-1の半径2km以内にいた場合統合失調症と同じ症状を発症します。全人類がこのリスクを持っているわけではありませんが、その可能性は2?%に及ぶため非常に危険です。
この状態になった人間もSCP-2783-1と同様のミーム汚染能力を有します。