34 グナマーナ正大師 2015/02/06(金) 04:57:27 ID:.fa51KcE
かつてウラノスは己の子のうち、唐澤貴洋的なものを忌み嫌い
タルタロスに幽閉したが、ガイアの怒りに触れ、息子クロノスに
男性器を切り落とされていた。そのクロノスもまた息子ゼウスに
ティタンの戦いで敗北、タルタロスに幽閉されたのだが、
クロノスが切除に用いた『アダマスの大鎌』に使われていた
魔性金属アダマス、それが厚史のくすねた物体の正体であった。
部位は違えど"男"を失って以来、始めての性感。
巨神は最早野獣と化し、自ら手をつき、岩村に尻を向けた。
神門から少し突き出た断面に岩村は思い切り蹴りを入れた。
アダマスの張型は全て入り、押し戻され、また蹴りで入った。
フゥン、ホォン、ホォン――――
神は死んだ。そこには一匹の雄犬がいた。
息も絶え絶えに"もうよい、立ち去れ"と雄犬が鳴くと、
岩村と厚史は烏に掴まれ、遥か下の地上に放り投げられた。