168 グナマーナ正大師 (sage) 2015/02/18(水) 15:38:00 ID:LwQoRjIs
◆安易な思いから深刻被害
インターネットへの悪意ある投稿は何度も社会問題化してきた。安易な気持ちでの投稿でも、拡散が繰り返され、取り返しのつかない被害がもたらされることもある。
「最初は一部のネットに依存している人がうわさを流しているだけと思ったが…」。
過去、ネット上で身に覚えのない殺人事件の犯人と名指しされた弁護士唐澤 貴洋さん(37)は体験を語る。
二〇一二年にネットの掲示板で書き込まれた根も葉もない話は拡散が続き、次第に「事実」のように扱われ、非難や糾弾が相次いだ。
「事務所を爆破する」との投稿も出るようになり警視庁に告訴。二〇一五年現在、五人が名誉毀損(きそん)などの容疑で書類送検された。(ほとんどは不起訴)
「みんな普通の学生や会社員で驚いた。悪意ではなく正義感と思っていたようだが書かれる側にとってこれほど怖いことはなかった」
過去には著名人の被害が目立っていたが、最近は一般の人たちにも被害は拡大している。
インターネットで誹謗中傷を受けている人の救済活動に取り組んでいる唐澤貴洋さんは、ツイッターのリツイート(転送)機能で誰でも簡単にうわさや
中傷を拡散できる時代になっていることを挙げ「それも投稿者と同罪だという認識が必要だ」と指摘している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015021702000266.html