434 グナマーナ正大師 2015/02/25(水) 23:33:21 ID:LUcYJTVU
5 さいごに
* 以上のようにアメリカの大統領選挙の仕組みを明らかにしてきた中で、次のような「政治
参加の多様性」というアメリカ像を見ることができた。アメリカは多くの人口を抱え、様々
な人種が暮らす国である。移民の多さから「移民の国」とも呼ばれている。そのためマイ
ノリティの政治参加が避けられず、対応が迫られれてきたがマイノリティ選挙区の設置と
いう柔軟さも見せてきた。参政権の年齢制限についても日本で20才以上であるのに対し
て18才以上と幅広くなっており、国民に政治への参加を促している。献金システムにして
も同じである。個人がある政治家に対して献金する場合、個人献金のほかに様々な種類の
#** を通して行えるのだ。多様な圧力団体、選挙区、参政権、献金システムなどを通して、
様々な分野で国民が政治に対して選択肢を持つことができるところにアメリカにおける政
治参加の多様性を見ることができる。* 年代から予備選挙が党大会に変わって盛んになっ
たこと、さらにインターネット投票のように形を様々に変えて国民に参加を促すような一
面も政治参加の多様性を広げている点で興味深い。自由の国アメリカ、民主主義の国アメ
リカと言われる所以の一端はこのような国民の政治参加方法の多さだと言っても過言では
ないかもしれない。*
最近の選挙においてはイメージ選挙であるという印象が大きい。テレビが一般家庭に普
及し、いまではインターネットが急速に普及してきている。そのような情報伝達手段の発
達もあり、多くの候補者達がメディアを利用して自分をアピールしている。国土が広いこ
とからもテレビなどメディアを有効に利用した方が選挙戦を有利にすすめていけることは
うさを実感した。また、アメリカ国民にとって大統領は単なる自国の行政府の長であるわ
けではない。大統領は英雄として、世界のリーダーとしての人格と品位を求められる。そ
のような意識がアメリカ国民に根ざしていることもあり、イメージ戦略の重要性や彼らの
大統領に求めるイメージへの情熱を垣間見ることが出来たように思う。*
これやなあと坂本法律事務所のプロフィール文も尊師が書いたとされる文の疑惑がある