【宮崎勤】雑談★37【あきる野尊師】 (1000)

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863 グナマーナ正大師 (sage) 2015/02/27(金) 23:32:33 ID:TWL3Q4KA

[東京 27日 ロイター] - りそなHDは27日、金融庁に提出した経営健全化計画で、今年6月の株主総会後に公的資金1280億円を完済すると発表した。当初計画では2018年3月期に返済を終える予定だったが、前倒しする。

多額の不良債権を抱え資本不足に陥ったりそなは、03年に約3兆円の公的資金で実質国有化されたが、完済により再生を終えることになる。

会見したりそなの東和浩社長は「(公的資金注入後)12年の月日がたったが、皆さんに支えていただいた」と頭を下げ、「次の10年に向けて攻めの経営へマインドチェンジを図りたい」と述べた。

完済後を踏まえた健全化計画では、2018年3月期に傘下銀行合算の業粗利益6000億円(15年3月期見通し5570億円)、グループ連結当期利益1750億円(同1900億円)を目指す。自己資本比率は、普通株式等Tier1比率は8%程度、ROEは10%以上を確保する。

東社長は今後のビジネスモデルとして、メガバンクとは一線を画し、これまで取り組んできた個人や中堅・中小企業向けビジネスを強化する方針を強調。「リテール戦略を一層強める、これまでの方針と何ら変わるところはない。他社との差別化しっかり図り、リテール・ナンバー1の金融サービス業と認められるようにがんばりたい」と述べた。

これまでは収益を公的資金の返済に回してきたが、東社長は「今後は、配当以外の資金を投資機会に振り向けていく」と述べ、戦略投資を拡大させる方針を示した。地域金融機関と信託機能の提供を通じた連携や、ネット支店の設立、来年度中には傘下に独自の資産運用会社を設立する方針も明らかにした。

新たな資本政策として、第一生命保険と日本生命保険に対して自己株式1億3000万株(発行総額865億850万円)を割り当てることも正式発表した。安定株主を確保すると同時に、生保から商品供給を受け、窓販事業を強化する。

過去に公的資金の返済原資を確保するために発行した社債型優先株の買い入れ・消却も決定。社債型優先株2380億円のうち、630億円を公的資金完済後に買い戻し、自己資本を強化する。

公的資金の繰り上げ返済などで配当負担が減少するため、普通株式の増配も決めた。15年3月期から1株当たりの年間配当を15円から17円に増やす。