【唐澤貴洋】雑談★51【坂本総合法律事務所】 (1000)

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92 グナマーナ正大師 2015/03/14(土) 01:07:05 ID:MK0BUPIY

なお、私の尊敬する唐澤先生の名誉のために申し上げておくと、
親の事務所に間借りというのは、法律家の業界では稀によくあることである。
同業種であれば親から実務を学べ、異業種であればスムースに連携できる。
特に異業種の場合は縄張りが異なることから、寄生的な関係とはそもそも性質が異なる。

一般に、親が有名な法律家であることは、99%非常に有利に働く。
しかし、残りの1%にデメリットがあるのもまた事実である。
親が有名な場合は普通の弁護士と違って「どうせ親の事務所継ぐんでしょ」と逆に敬遠されたり、
大きな事務所に入ったところで事実はどうあれコネ扱いされるため入りづらいということもある。
なお、独立心の強いサラブレッドは冗談でも「親の七光り」扱いされることを非常に嫌うため、
魅力と経営能力に優れた者は、同期を集めていきなり事務所を開いたりすることすらある。
また、弁論に優れた者は親でない所長を口説いて普通にイソ弁することもあるので、人それぞれである。

なお、法律家として当然のことであるが、家賃などの維持費は一定割合を支払うのが通例である。
親に支払った金額は経費として認められないので、契約書をうまいこと作って
お互いが直接家主に払うという形式にしている場合がほとんどである。
なお、自分で顧客を見つけて数年で出て行くケースもあるが、
異業種の場合はそもそも出て行くメリットがさほど無いので関係ない。

結論として、私の尊敬する唐澤先生の名誉のために申し上げると、
家賃は支払っている筈であるし、年齢は一切関係無い。
繰り返す。年齢は一切関係無い。