SCP-40298 一般男性 (768)

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364 グナマーナ正大師 2015/06/25(木) 19:59:09 ID:0VO5OWY.

SCP-2451111 高速バス

Object Class: Safe→Euclid

取扱方:
九州地方に向かう高速バスのチケット状況は全てが財団により監視されます。10席の空席が発見された場合、該当バスが到着するターミナルは財団の機動部隊クサイー5"たかひろ君係"により監視されます。
高速バスがSCP-2451111-1に変化していることが確認され次第、直ちにプロトコル「カルト教祖の拘束」が発動されます。この中には機動部隊によるSCP-2451111-1の封鎖、SCP-2451111-2の見つけ次第の拘束・終了、乗車予定の一般人全員へのAクラス記憶処理が含まれます。
現在、SCP-2451111-1内での全ての実験は禁止されています。(事案2451111-c参照)

概要:
SCP-2451111は九州行きの高速バス内で確認される一連の現象です。
財団の調査命令により九州へ高速バスで向かおうとしたエージェント・██████により偶然にも観測され、その異常性により財団へと報告、収容されました。
その起源は明らかになっていませんが、財団のインターネット検索システムによりエージェントに報告される以前にもSCP-2451111が観測されていることが判明しています。それらの記録は財団の手により可能な限り破棄され、カバーストーリー「ネットのコピペ改変」が適用されました。
SCPー2451111の結末と考えられているSCP-2451111-2の排泄行動が終了次第、全てのSCPー2451111実体は消失します。SCP-2451111-1に乗車していた人間はSCP-2451111の記憶を保持したままバスターミナルへ戻され、軽度の精神的外傷・混乱を見せますが、Aクラス記憶処理により後遺症を残さずに回復が可能です。
SCP-2451111はSCP-2451111-3の増加・SCP-2451111-2の終了を除く全ての財団の妨害行動に関係なく同一の結末を迎えています。

SCP-2451111-1は█████社により生産された█████型の高速バスです。財団による現場での検査の結果、構造は前述した高速バスと同一のものであり、異常性は発見されていません。SCPー2451111-1にトイレはついておらず、座席は四列しか存在しません。エージェント██████や乗車したDクラスはこの席を「狭く、尻が痛む」と表現しています。分解検査の結果、これは異常性によるものではなく、座席のデザインの不備に起因することが判明しています。

SCP-2451111-2はSCP-2451111-1に乗車することでSCP-2451111を活性化させる人型実体です。外見は30代程度の小太りの日本人で、髪を逆立たせた特徴的な髪型をしています。出現時期に関わらず常に黒のスーツを着込み、青いシャツと濃淡の異なる二種類の赤のチェックのネクタイを身につけています。SCP-2451111-2はSCPー2451111-1が停車するターミナルの周辺に出現し、必ず乗車時刻を大幅に過ぎてから乗車を行います。
SCPー2451111-2は自身を弁護士の██ ██であると主張します。財団の調査により、この名前と同名かつSCPー2451111-2の外見と一致する弁護士の実在が確認されています。この人物にインタビューが行われましたが、SCP-2451111-2についての有意な情報は得られませんでした。
SCPー2451111-2の肉体的能力は人間と有意な差はないため、SCP-2451111-1への乗車プロセスは妨害することが可能です。SCPー2451111-2が終了された場合、SCPー2451111は直ちに終了します。