472 グナマーナ正大師 2015/07/26(日) 00:10:07 ID:cwk.jRn6
SCP-022 冒涜的なセミ
Object Class:Euclid
(セキュリティクリアランス2以下でアクセスするとSCP-2783・SCP-40298・SCP-334の文字列がSCP-???に変化する仕様)
取扱方:5m×5m×5mの防音処理が施されたゲージ内で飼育されます。ゲージ内は人型SCPが生活できるものと同様の環境にするべきです。SCP-022の影響を受けた人物はセキュリティクリアランス3以上の権限をはく奪されます。SCP-40298・SCP-2783・SCP-334に対する記憶処理を受けるべきでしょう。飼育する財団職員はSCP-022の羽音を一切聞いてはいけません。
概要:SCP-022はSCP-114(>>3)とSCP-514(>>4)のクロステスト実験の際に出現した二種類のセミです。SCP-022の生物種はニィニィゼミ(SCP-022-A)とミンミンゼミ(SCP-022-B)です。SCP-022同士は引き離されることに強い抵抗を示し、接触しようとした相手に濃硫酸の尿を吹きかけます。
SCP-022の羽音を聞いたものはSCP-022が人間であるかのように認識します。ただしSCPであるという認識は継続します。もし影響を受けた人物が、SCP-022の生活環境を確認し、人間が住むに適しないと判断した場合はSCP-022を解放し人型SCP収容部屋に誘導します。この時何の取扱方も制限されない状態で移動するため多くの職員がSCP-022の声を聴くことになり収容違反につながります。
SCP-022-Aの音を聞いた人間は加えて33と04の数字に異常な執着を見せます。影響を受けた人物が33という数字を見た時04と呼ばれる数字を見るまでひたすら男性職員を探そうと夢中になります。男性職員を見つけるとすぐに口がセミの口吻のように変化し相手の接吻を続けます。この際[データ削除]によってお互いの口は接合します。どちらかが窒息死するとこの接合部分は解けます。もし影響を受けた人物が生存しているならば04という番号によって鎮静化するまで再び獲物を探し出します。この影響は不活性化して状態でも33という数字を見つけると再び活性化します。アライ研究員によってSCP-022-Aの影響を受けた人物を新しいSCPに認定すべきと提唱されています。