【林泰男】雑談★63【ヴァジラチッタ・イシディンナ正悟師】 (1000)

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294 グナマーナ正大師 (sage) 2015/03/25(水) 06:29:24 ID:aGMWX.sw

なんJで何から何まで特定された息子を追うために、私は九州行きの高速バスに乗り込んだ。あいつのやる事なんてお見通しである。
やけくそになって福岡まで行くという思考は理解できなかったが、まともな思考回路があるなら三年も自分語り&煽りなんて真似はしないであろう、と自分を納得させた。
隣には初老の男性が不安そうな顔をして座っている。ふと時計を確認すると、もう出発する時間なのに、一向にバスは動かない。
誰かが遅れているのだろうか、と思うと小太りの男性が「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」などとつぶやきながら乗り込んできた。
顔を見る事はできなかったがまるで息子のようなふざけた人間だ。何が弁護士だ・・・・弁護士?そうだ、弁護士だ!
息子にしこたま説教してやった後に弁護士を雇って騒動を静めればアメとムチの要領で心を入れ替えさせる事ができるだろう。この閃きをくれたあの小太りの男性に感謝しなくては。
隣の男性が申し訳なさそうにしている。もしかしてあいつの父親なのだろうか・・・などと考えているとなんとあのデブがビックマックを取り出し始めたのだ!
さすがに常識も無知だろう。アレは本当に弁護士なのか?もし仕事を頼む際にあんな無能に依頼してしまったらと思うと寒気がする。相手はきっちりと選ぼう…
しばらくすると、海老名SAにつき、休憩に入った。休憩中外に出ると見つかる可能性もあるしバスの中で隣の男性と世間話をする。どうやらアレの父親のようだ。同じような境遇に親近感が湧く。
アレはまたも時間をオーバーした。彼も息子があれでは大変だろう・・・・そして出発して少しした後、前の席から異様な音がした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私の人生史上最悪の弁護士となる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。