352 グナマーナ正大師 (sage) 2015/04/14(火) 12:54:20 ID:vHz/1BOM
イ c社は,3月23日,本件ホテルの「宴会場ご利用規約」(以下「本件利用規約」という。)に基づき,本件会場の利用の申込みをし,その頃,a社との間で,本件会場に係る利用契約(以下「本件利用契約」という。)を締結した。
本件利用規約には,① 会場利用の当日,主催者又は出席者に対する抗議活動等が予想され,他の利用客や近隣地域に迷惑がかかると判断される場合,申込みには応じられない,② 会場利用の当日,主催者又は出席者に対する抗議活動等が予想され,他の利用客や近隣地域に迷惑がかかると判断される場合,宴会等の実施を断る場合もある旨の定めがある。(甲12,24)
(3) C(被告広報局渉外部長。以下「C」という。)及びD(被告広報局員。以下「D」という。)は,5月23日,本件ホテルに赴き,同ホテルの管理担当者と面会した上,同担当者に対し,「申し入れ書」と題する書面(以下「本件申入れ書」という。)を交付した。
本件申入れ書には,① 原告代表者は,Y教の信者でありながら,その指導に従わず,独自的な活動をしている,② 一昨年,ブラジルにおいて,Y教の指導に従わない者の行動により,暴力的なトラブルが発生した(以下,これを「ブラジル事件」という。),③ 本件ホテルは,これらの事情を斟酌し,速やかに対応することを願う旨の記載がある。(甲4の1及び2)
(4) 本件ホテルの営業担当者から,c社の担当者を通じて連絡を受けた原告は,c社と協議の上,本件会議の会場を変更することにし,5月28日,株式会社d(以下「d社」という。)との間で,d1貸会議室(会議室。以下「d1貸会議室」という。)に係る利用契約を締結した。c社は,その後,本件利用契約を合意解約している。(甲5,6,甲25の1及び2)