1 グナマーナ正大師 2015/05/01(金) 19:46:42 ID:PPvgV13c
「オメラスから歩み去る人々」というル・グウィンの短編があります。
ひとりの子供を考えうる最低最悪の不幸な状態に置くことによって、
それ以外の全員が満ち足りた幸福の中にいる架空の町「オメラス」を舞台にした物語です。
タイトルにもある通り、このオメラスの町からは何を思ってか時々歩み去る人々がいます。
しかし当職は、私は思いました。もしもこのひとりの子供が、ひとりの唐澤貴洋であったなら?
果たしてどれだけの人がオメラスから去ることを選ぶのか。自問自答する日々。