573 グナマーナ正大師 2015/08/05(水) 02:38:09 ID:yOQgJ5ks
オメガ文学において、提督(=作者)が完璧な人間として描写されることはなく、
むしろ彼は、特に初霜作品においては、非常に手緩い人間として描写されています。
オメガ君は初霜と自分の人間性を対比的に描写します。
彼女は彼の、やや傍若無人な態度に辟易する様子を見せることもありますが、
彼女が彼を否定することはありません。
なぜなら初霜はオメガ君が渇望しているもの、すなわち母性を具現化したものであるからです。
彼は弱い自分を無条件に肯定してくれ(、かつ自分の不相応に高いプライドと釣り合う容姿を持ってい)る第三者を求めているのです。