恒心鉄道 (886)

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865 グナマーナ正大師 2015/11/08(日) 21:49:38 ID:3IO7bPlM

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は時間の有効活用も兼ねて普通電車を利用して行くことにした。
熱海駅の利用は初めてだったのでJR東海の発着番線がわからず大混乱、駅員を大勢呼び出したことで冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る普通電車はロングシートだ。値段で選んだのは失敗だった。狭い座席を二席使った。
到着するまで寝ようと思ったが在来線で揺れが激しいということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすため、列車に乗る前に買った幕の内弁当を食べることにした。
ガサゴソと包み紙から弁当を取り出しご飯とおかずを口いっぱいにほおばる。たまらない。
紅鮭の塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあって持ち込みの2リットルのペットボトルはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると列車は静岡で安全確認のため長時間停車した。駅構内のキオスクにはいろんな弁当があり当職は時間を忘れて食べ尽くした。
再び車内に戻り、列車が出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が浜松行き(※トイレなし)の普通電車の中でこだました。