12 グナマーナ正大師 2015/06/21(日) 23:34:45 ID:yd1iX3qo
四十日後、唐澤貴洋はダチョウを飛ばした。しかし、ダチョウはすぐに戻ってきた。乾いた土地が見つからず、休む場所がなかったからである。一週間後、もう一度ダチョウを飛ばした。くちばしにオリーヴの葉を加えて戻ってきた。それは、土地が乾きだした証拠である。翌週、もう一度ダチョウを飛ばした。ダチョウは帰ってこなかった。用水路に沈めたのである。