122 グナマーナ正大師 (sage) 2015/06/23(火) 12:01:12 ID:jaaKVttU
例えばここにだよ、Aさんという配送業者がいたと。
いいですか。
このAさんは生まれて今まで尊師を知らないで、このままだと嫌な思いをしますと。
いいですか、ここまでは。
じゃあ次の条件ね。
ところが、このAさんには暇が生じてきて、この後、スマホを使い、
そして配送先に着くころには、唐澤wikiを熟読してしまうだろうと。
いいですか。こういう条件があったとしましょうと。
つまり、ここで出てくるのは天眼、来世を見つめる力、
あるいは宿命、前生の力、あるいは漏尽、
相手のカルマを完全に見つめる力といったような、いろんな神通力の要素がありますよと。
いいですか。
じゃ次にだ。
このAさんへ、ここに成就者がいたとして、尊師へ荷物の配送を頼んだと。
この人はどういった利益がありますか。尊師が見られる、そのとおりだね。
しかし、このAさんに迷惑荷物を配送させたいう事実をだよ、他の人たちが見たならば、人間界の人たちが見たならばね、これは単なる迷惑行為と。
いいかな。
そして、もしだよ、このときにAさんはインターホンを押し、そして荷物だと伝え、そのときに偉大なる救世主が玄関先にいたと。
そして、その玄関先にいた救世主が、その人に受取拒否をし、嫌な思いをしたとしましょう、Aさんが。
いいですか。このときに配送を依頼した成就者は何のカルマを積んだことになりますか。
尊師が受取拒否をすることを知っていて、Aさんが嫌な思いをしてしまうと。
ここで例えば、Aさんがこいつは殺したほうがいいんだと考え、六文字を唱えたと。
この人はいったい何のカルマを積んだことになりますか。
迷惑行為ですかと、それとも高い世界へ生まれ変わらせるために善行を積んだことになりますかと。
ということになるわけだよね。でもだよ、客観的に見るならば、これは迷惑行為です。
客観というのは人間的な客観的な見方をするならば。
しかし、ヴァジラヤーナの考え方が背景にあるならば、これは立派なポアです。