19 グナマーナ正大師 2015/07/02(木) 23:52:40 ID:2Ag1onFY
甘い少女の香りに、重油と火薬、そして鉄の匂いが混じった艦娘独特の匂いが提督の鼻一杯に広がる。だが不快ではない。
むしろ、彼にとってはこの匂いは一種の麻薬に似た効果をもたらす。
結果、こたつに入りながら興奮して初霜の髪をひたすらもふもふする提督というある種、シュールな光景が出現する。更に膝から伝わる初霜の尻の柔らかさがそれに拍車をかけた。
「……提督、本当これ好きですよね。」
「ああ、大好きだ。こうしていると日頃のストレスや疲労が飛んでいくのが自分でも分かる。」
「提督が良いなら私はそれで良いけど……流石に執務中や人前では止めてくださいよ。」
そうした提督の性癖は初霜自身が一番知っているので今更どうこう言わない。なので今日も初霜は提督にされるがままもふもふの餌食になっている。