657 グナマーナ正大師 2015/07/19(日) 18:05:23 ID:Q02L6EtI
今日は関ヶ原で豊臣家のために戦。豊臣家から独立をし、自らが天下を掌握せんとする家康を討つべく、それがしは西軍を率いる。威厳を見せるのも兼ねて武家らしく島津の案を却下することにした。
大軍を率いるのは忍城攻め以来だったので勝手がわからず大垣城を落とされる、伝令する際もなぜかみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に戦下手と揶揄されたのを思い出す。「自分は秀吉様の右腕だ、こいつら負け犬とは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
それがしが勝つのは一目瞭然だった。しかし秀頼様に出陣していただけなかったのは失敗だった。裏切りが多発し心が痛む。
それでも善戦しようと思ったが親友の吉継が討たれたということもあり悲しくて戦えなかった。
そこでそれがしは戦況を打破するために島津と毛利に戦わせることにした。
島津は戦うのかと思いきや逃走、毛利は依然として動く気配すらない。たまらない。
それがしに人望がなかったのと真面目すぎたのが祟り、あっという間に敗戦してしまった。
戦場から逃げ出してしばらくすると我が軍は伊吹山で休憩についた。伊吹山には湧き水があり、負けた戦のことを忘れて水を飲んだ。
再び馬に乗り、どこか匿ってくれる武将を探そうとしたのも束の間、それがしに凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢四十一にもなる男の奇声が伊吹山の山中でこだました。