【唐澤山岡】雑談★198【写真開示請求】 (1000)

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419 グナマーナ正大師 2015/07/25(土) 13:13:05 ID:LVHfZjyI

「弱者」も標的にした着服弁護士 脳障害少女の一家、5千万円超被害に
産経WEST2015.7.21 20:17
http://www.sankei.com/west/news/150721/wst1507210084-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/150721/wst1507210084-n2.html

 業務上横領罪などで大阪地検特捜部に追起訴された弁護士の久保田昇被告(62)は、交通事故で脳機能障害を負った少女の一家までターゲットにしていた。
「弁護士は弱者の味方であるはずなのに」。5千万円以上の示談金を着服される被害に遭った少女の母親が取材に応じ、被告の巧妙な手口を明らかにした。


「熱心に耳を傾けてくれる先生」のはずが…

 平成18年1月、当時10代の長女が自転車で帰宅途中、自宅近くの交差点でトラックにはねられた。
一時は意識不明の重体となりながら一命を取りとめたが、脳機能障害が残った。母親は仕事を辞め、長女の介護に専念することにした。

 入院費用や生活費の捻出に苦しむ一家の支えとなったのが、知人に紹介された久保田被告だった。
「苦しい経済状況にも熱心に耳を傾けてくれ、信用できる先生だと安心した」。母親は事故の相手側との示談交渉を久保田被告に一任し、被告から提示された書類にも言われるがままに署名、捺印(なついん)した。


「示談不成立」とウソ 9年たってわかった事実

 その後数回、示談成立前の一時金名目で入金があった。「私が説得して送金させましたから」。
仕事ぶりを誇示する久保田被告への信頼はいっそう深まった。実際は「交渉途中」と説明されていた22年春の段階ですでに示談が成立。振り込まれたのは示談金の一部に過ぎなかった。

 久保田被告から25年9月、示談は不成立になったと告げられた。
「最近は自転車側の過失も重視されるようになった。訴訟を起こしても勝ち目はない」。
不満は残ったが、前向きに生活するため、交渉継続に固執するのは諦めた。「よく動いてくださった」と久保田被告には感謝の気持ちすら覚えていた。

 「捜査に協力してほしい」。事故から9年が経過した今春。隠され続けた事実を母親に知らせたのは、突然訪れた大阪地検特捜部の検事だった。


失われた弁護士への信頼 賠償請求にもためらい

 今回の事件は、別の着服事件で特捜部が行った久保田被告の事務所の家宅捜索などを通じ一家の被害が浮上した。
状況次第では、気づかないまま生活を続けていたかもしれない。母親は「法律のことは分からないので、プロに任せれば大丈夫と思い込んでいた。甘さがあった」と自らを責める。

 障害者向けの作業所に就職した長女は、記憶力の低下や激しい感情の起伏もあり、事故以前の生活に戻ることはできない。
一家の家計は苦しいが、母親は久保田被告への賠償請求に踏み出せないままでいる。

 「また、弁護士にお願いしなければいけないでしょう。正直、どう信用すればいいのか…」


 あ な た の 側 に い る 弁 護 士 が い ま す