けんまくんについて質問した者です。みなさんの疑問に答えます。 (815)

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143 グナマーナ正大師 2015/08/22(土) 23:41:20 ID:8BWfewEk

さて、次に考えられる複製の具体的な段取りについてです

まず最初に可能な手段が
「けんまくんから直接型を取る」「けんまくんから3Dデータを作成する」の2つですが、前者は「元のけんまくんを痛めてしまう」「原寸大しか作れない」「物理的な受け渡しをしなければならない」という問題が生じます

よって最も実現性が高いのが「けんまくんから3Dデータを作成し、3Dプリンタで製作する」という方法です

まず最初の3Dデータ作成ですが、これは「123d catch」というフリーソフトを使えば簡単に作成できます
http://www.123dapp.com/catch
十分に明るく、かつ背景と区別できる環境でけんまくんの写真をあらゆる角度から40枚程度撮影して画像データを放り込むだけでほぼ完成です

出来上がった3Dデータの修正と肉抜きはそれほど難しくはありません
修正はさしあたりバリ取りなど表面の手入れをすればよく、MMDのようにモデルをいちから作成する必要は無いからです
レベルの高いイラストを描くのとクソコラを作るくらい難易度の差があります

肉抜きも今はデータを放り込めば自動で肉抜きしてくれる機能を持つフリーソフトがあり言うほど難しくはありません


さて、3Dデータが出来たところでいよいよ印刷ですが、もっとも現実的な選択肢は最大7cm程度のミニチュアでしょう

先のご指摘の通りこれ以上のサイズは業務用または研究用の3Dプリンタで行わざるを得ないため、委託という形にすると数万円というレベルを軽く超えてしまうからです

無論材料費と電気代だけ出せば大型3Dプリンタを使える環境の、会社や大学の研究室所属の教徒の方がいらっしゃれば原寸大けんまくんの製作も可能です

話は戻りますが、数cmサイズのミニチュアけんまくんでしたら家庭用プリンタで製作可能であり、また3Dプリントサービスに委託しても数千円で済みます

しかし3Dプリンタで一体一体製作していたのではそれでも価格が高すぎるため、3Dプリンタで製作した最初の一体(マスターけんまくん)の型を取って大量生産を可能にする必要があります

けんまくんは形状が比較的複雑なため型取りは単なるモナカ型の感覚では困難な様に見受けられますが、角度と合わせ面を工夫する事で解決は出来そうです

型が出来ればとうとうキロ数百円という破格な値段の石膏や他の安価な素材での大量生産が可能となります(着色は別途必要)

この段階まで達すれば遂に一教徒一体けんまくんの時代が到来し、シール感覚でけんまくんをそこら中に置いて回る事も可能となるでしょう

とりあえずざっとヴィジョンを描いてみましたが以上です