40 グナマーナ正大師 2015/09/03(木) 14:12:41 ID:aB8V3G.c
ガスマスクを被った黒ずくめの4人組が、カラシニコフ片手に留置所に押し入った。
刑務官の抵抗虚しく、彼らを次々と殺害し、早足で最深部の檻へと向かう。
そこに居たのは、焦点が外れ黄色く濁り切った眼で宙を見つめる麻原彰晃であった。
1人のマスクが振り返りロシア語で何かを呟くと、後ろから男が現れこう言った。
「尊師、お待たせいたしました。」
途端に麻原の目は輝きを取り戻し、車椅子から立ち上がる。
痩せ細り毛髪や髭は剃られ、貫禄こそ失われたが、その言葉にはかつての麻原と寸分違わぬ威信があった。
「では、救済しに行こうか。」