森公高アンチスレッド (49)

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20 グナマーナ正大師 2015/09/18(金) 01:30:07 ID:pBwWsyc.

3 :名無しの黒モミ:2015/07/29(水) 00:54:20 ID:mxUGCJZA
射撃屋につくと男は景品の台をその手でなぎ払い、そこに岩村を立たせる。
店の奥から、屋台で使うようなおもちゃの空気銃などではない、本物の猟銃を取り出し弾を込め始める。
「いやあ、最近はね、本物の人間はあまり撃ってないからどうなるかねえ」
腕前に不安があるかのようなことをいいながら、男は岩村に狙いをつける。
岩村は無抵抗で、この苦しみが終わるのであればひと思いに脳天を撃ちぬいて殺して欲しいと願っているほどであった。
「ばーん!」
男がまるで子供のように口で銃声を再現するのと同時に、本物の猟銃も火を噴いた。
岩村の願いむなしく、弾丸は彼の左の膝を貫通する。
熱によって火傷をおった喉から、悲鳴にもならない呼吸音を発しながら崩れ折れた。
男は間髪を入れずに弾を今度は岩村の右大腿に撃ち込む。全部で都合五発の弾丸が、岩村の両足の膝と太もも、そして股間に撃ち込まれた。
「夏祭りはまだ終わってないですよ。でも、次で最後だ」
なんとか生命を保っているだけの肉の塊と化した岩村を引きずり、男は最後の屋台へとやってきた。
「ほら、ここだよ。最後はここで一息つこう」

(続く)