僕は涼子P(森園)を研究しているジェーソンです。 (107)

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6 グナマーナ正大師 2015/09/21(月) 01:50:34 ID:W/az5c1s


ここでBGM、という「音」に触れましたが……。少し話題を変えて、音についてお話ししましょう。
映像における音というのは、PVでもない限りは注目されず、ちゃんとしていれば何も言われず、おかしかったら突っ込まれるという非常に理不尽な、影の存在です。
しかし、秀逸な映像には秀逸な音が載っております。
何度も話題に出している「生まれる」は、はらけんまくんについている効果音全般は彼(?)のグロテスクさを強調するのに一役買っております。
この他、映像に写っていない箇所でもオフの音としてその場にいる人物の動作音が付いていたり(ex:2:51~のはらけんまくんが捕食してる音)、
動きに合わせてフェードイン&アウトしていたり(ex:1:49~のはらけんまくんの歩行)、細かい人物の動きにも全てしっかり音が付いていたり(ex:1:20~のかなちゃんと犬の足音)、
また音が切欠で人物が反応を見せたりなど(ex:1:28~はらけんまくんの泣き声に尊師が気づく)、プロの作品でみられるような見る人が見れば分かるような細かいテクニックが使われております。
こういった点は、大多数の方にはなかなか気づかれないものの、他と比べて作品の出来に大きく差が出てくるポイントです。
飯田氏が評価したのも、こういう細かい点へのこだわりが大きく作用したのではないでしょうか。
一応涼子Pの作品にも、涼子15回の冒頭のKAITOのタイピング音のようにちゃんと「オフの音」を作っているところはございますが
(ただし、PCの画面からするとあの音から想定される動きとは明らかに矛盾しています)
そこ以外に細かいこだわりはほとんどありません。
それどころか、履いている靴や床が違うにも関わらず同じ足音しか鳴っていない・ビンタとは思えない音がビンタで鳴っている・「タッチ」と呼ばれる心情につくSEがださい
という稚拙な点が目立ちます。
つまらない映像にはやはり、つまらない音しか載っていません。
涼子Pの場合それ以前に映像からして技術不足ですが、こういった音の面からしても技術不足であると言わざるを得ないでしょう。