7 グナマーナ正大師 2015/09/21(月) 01:51:32 ID:W/az5c1s
この他技術不足を感じる点として、ビンタされてるのに何故頬を赤らめるのか?など表情の作り方が明らかにおかしかったり、
なぜか不自然に服や髪が常に揺れている、複数の人間が走っているのに皆全く同じタイミングで足が動いているから不自然、という点もあるのですが……。
何より僕が一番の技術不足を感じた点として、「カメラワークの単調さ」がありました。
涼子15回は、ほとんどのカットが「喋っている人物のちょい寄り」になっているのです。
もちろん、実景シーンや引きなどは若干ありますが、本当に若干です。例えば、しゃべっている人物以外にカメラを向けて、その反応を映す、
というリアクションのカットや、口元以外の手の動きなどの芝居(そもそもそういうアクションがついていなかったと思います)にフォーカスを入れたカットなどはほぼ無いです。
おそらく、そういう発想がないのだと思います。
ただ何回もカメラを切り替えればいいという物でもありませんが、同じような絵で同じようなパターンばかり繰り返されるのであればそれは単調にもなります。
また「生まれる」を例に出してしまいますが、これは引き絵・寄り絵・客観・主観・ナメ・煽り・点描など様々なカメラワークを駆使しているおかげで飽きる点が全くなく、
同じ5分程度の動画でも印象が全然違うのではないかと思います。
また、この他涼子15回に限らず彼の動画のほとんどは、常にカメラが意味もなく微妙に動いております。
そのおかげでどのカットも「カメラの動き」という情報が入ってきてしまうので、全て目が動いてしまい非常に大きなストレスとなっています。
もちろんカメラをちょっと動かしていく、という手法もあることはあります。
ただそれは、例えば低予算ハードスケジュールの実写映画で1カメラで1カットしか撮影できないという場合において、少しでもそれを誤魔化すためにやるような多用は禁物の手法です。
その気になれば色々なアングルからカメラを向けることが出来るMMDにおいてはほとんどメリットが無いです。
動く必要が無ければ固定カメラで全く問題ないはずですが、なぜ彼はカメラを常に動かしているのか、全く理解できません。
ちなみに涼子15回よりは、前回の14回の涼子Pの動画のほうがカメラワークに関しては優れていると思いました。
しかしそれは、この15回を見れば分かる通り学習したのではなく偶然でしょう。