704 グナマーナ正大師 2015/10/25(日) 01:12:31 ID:a9tSflI.
70年契約終了まであと2分を切った時、ちばけんまの自室でチンフェ(86)は呟いた
チンフェ(86)「あとちょっとや、、あと少しで契約が終わってワイは自由の身や、、」
視線をマンコーと幸恵の遺影に向けると、この70年の間にあった数々の出来事が走馬灯のように脳裏に蘇った。
そして再び時計に目を向けると、残りの時間は切っている。
こうして長い時間が流れた今でも、家の外ではドローンのプロペラ音が鳴り響き、けんま民が拡声器で騒ぎ立てている。
年老いたチンフェの体力は限界に近づいていたが、まだ死ぬわけにはいかない。
自由を手にするまで決して死ぬわけにはいかないのだ。
そして時計の針は0時を回り、遂に70年契約終了の時が訪れた。
すると騒音は突然鳴り止み、あたりに静寂が訪れた。それに気付いた祐太(83)はチンフェの耳元で囁いた。
祐太(83)「終わったよ兄貴、、契約が終わったよ、、」