224 核撃てば尊師 (sage) 2017/01/08(日) 12:32:59.62 ID:ar9Damtq0
1989年1月、私はミラレパ大師の進めで「狂気の集中修行」というセミナーに参加する。これは年に1回催されるオウムの一大イベントで在家信徒200名以上が参加した。
修行プログラムは1日14時間を超える全10日間のセミナーで、毎年何人かの脱落者が出るほどのハードな内容である。
立位礼拝という修行では五体を投地し大声で「グルとシヴァ神に帰依し奉ります!」と唱える。程良い広さを持つ道場は信徒らの声が大きく鳴り響いていた。
私はこの年、悟り、解脱を目指し、尊師の提唱する「救済活動のお手伝い」をするために出家する。私が生まれてきた意味がこれなのだと確信していた。
出家して間もなく印刷班に配属となり、しばらくしてサマナ(出家修行者)に「ポアの間」修行が課せられた。
それは畳一畳ほどの個室に入り外から鍵が掛けられ、テレビモニターから麻原氏の説法ビデオが24時間ずっと流される内容である。(内部からは電源が消せないようになっている)
1週間は外に出られないのでオマルが用意され、食物は小窓から受け取る。睡眠中も説法を聞くのは潜在意識ににデータが入り修行が進みやすいという、その効果を生かす修行であるようだ。