唐澤貴洋でリレー小説 (722)

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617 無名弁護士 2017/08/25(金) 13:48:49.13 ID:fsRAj0QLI

 けんまくんが構えたかと思うと、次の瞬間には奇声をあげて踏み込んで来た。
「なに、居合い切りか!」けんまくんは唐澤の動きの早さに焦った。
 しかし、しょせんナマクラ刀。名刀に勝負を挑むのは無謀でしかなかった。
 唐澤の刀はここぞというときに錆びて抜けなかったのである。ニーナハッサンの前では唐澤の首がコロがっていた。
「ちっ、なんだよ。見かけ倒しだったか。もう少し楽しめるかと思っていたのによぅ」
 唐澤をコロコロしたけんまくんは新たなる獲物を探してニーナハッサンを後にしたのであった。