580 無名弁護士 2017/07/14(金) 21:28:14.03 ID:/XAxQhOL0
そうだ、そして吾々は、この血を享けて人間が神にかわらうとする時代にあうたのだ。
犠牲者がその烙印を投げ返す時が來たのだ。殉教者が、その荊冠を祝福される時が來たのだ。
吾々がエタである事を誇り得る時が來たのだ。
吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行爲によって、祖先を辱しめ、人間を冒涜してはならなゐ。
そうして人の世の冷たさが、何んなに冷たいか、人間を勦いたわる事が何であるかをよく知ってゐる吾々は、
心から人生の熱と光を願求禮讃するものである。
水平社は、かくして生れた。
人の世に熱あれ、
人間に光りあれ。