【唐澤貴洋殺す】雑談★24【エビ】 (1001)

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290 パカ弁危機一髪 2017/07/19(水) 12:03:49.46 ID:5pkhaHODi

1 名前が出りゅ!出りゅよ! 2017/07/14(金) 00:17:18.00 ID:t7lHEKge0
グサ。

グサ。

グサ。

一振り、また一振りと、乾いた木板にナイフが突き立てられる。そう、ここオランダヒルズ森タワー屋上では今、ちょっとしたゲームが開催されているのだ。

グサ。

ゲーム、というよりは、玩具、と呼んだ方が適切かも知れない。玩具の名はパカ弁危機一髪、あるいは唐澤貴洋。樽の中に収まった肥満弁護士めがけてナイフを突き立て、見事めった刺しにして殺したものの勝ち。ひどくシンプルながら、誰もが童心に返って遊べる。そういう玩具だ。

グサ。

また一人、参加者がナイフを突き立てた。残念ながら外れ。参加者はサジェスト汚染の如く罵詈雑言を並べ立てて悔しがり、一方の弁護士は「もうやめにしませんか」「到底許されるべき行為ではない」などと次の参加者を挑発する。

2783人の参加者たちは皆、思い思いの刃物を手に自らの順番を待っている。
痩身のデイトレーダーが。
無精髭の派遣社員が。
少年ハッカーが。
無職が。
大学生が。
会社員が。
蕎麦屋店員の中年男性が。
髭面のイケメンホモ弁護士が。
左足の壊死した公認会計士が。

中にはナイフ以外の凶器を持参した参加者もいる。
暴力に強い弁護士は日本刀を。
ゲジ眉の最上級教徒は警棒を。
自称視覚障害者の死刑囚は毒ガスを。
前公認会計士協会会長はドラム缶とコンクリートを。
オランダヒルズ森タワー屋上は、何でもありの無法地帯と化していた。