医師唐澤貴洋医師にありがちなこと (135)

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120 無名弁護士 2018/01/03(水) 12:31:22.11 ID:ge9fJAGQO

明日は恒心綜合医療センターで同期の胃癌摘出術。坂本教授の医局から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で執刀をする。当職は節約も兼ねて分院の外科病棟を利用して行くことにした。
分院の利用は初めてだったのでオペ室がわからず大遅刻、麻酔導入するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に研修医時代を思い出す。「自分は天才外科医だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が切る胃癌はステージ4だ。報酬で選んだのは失敗だった。狭い術野に手先が痛む。
摘出するまで寝ようと思ったが隣が若い女性麻酔科医ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小技を見せるために胃を切る前に露出させた脾臓を取ることにした。
ガサゴソと器械トレーからクーパーを取り出し力いっぱいにねじ切る。たまらない。
出血の量が多かったのと血圧が低下してるせいもあってLサイズのリンゲル液はあっという間に空になった。
胃を切除してしばらくすると手術は病理科の迅速診断待ちで休憩についた。病院の売店にはいろんな店があり当職は時間を忘れて食べ歩きした。
再び手術に戻り、オペは目的病変のリンパ節郭清へ向け執刀は再開したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢四十にもなる男の奇声が霊安室行きのエレベーターの中でこだました。