233 無名弁護士 2017/09/09(土) 10:07:56.58 ID:mMPYjrDe0
「ンゴ」の由来は...
そもそも、「ンゴ」という言葉は2ちゃんねるの野球実況版「野球ch」で2008年に生まれた言葉だ。
当時、楽天に所属していたドミンゴ・グスマン投手が、ソフトバンクとの開幕カードで2回のサヨナラ負けを喫した。これが「野球ch」住民の間でネタにされ、投手が打ち込まれた際に「○○(=投手の名前)ンゴwww」などと揶揄する意味で使われるようになった。
その後、「野球ch」にいた実況ユーザーの多くが掲示板の自治トラブルで「なんでも実況J(なんJ)」という掲示板に移住。その後も、同じユーザーらが「ンゴ」という言葉を使い続けたことから、今では掲示板の名前を取って「なんJ語」と呼ばれることもある。
現在は、当初よりは広い意味で使われることも多いようで、
「遅刻したンゴ」
「隙を見せてしまったンゴ」
など、失態を犯した際や、思い通りにコトが進まない時に使用されるケースも増えている。
では、いま「ンゴ」を使っている大学生は、こうした「ネットスラング」としての意味を知っているのだろうか。今回の「スッキリ!! 」の特集で、番組スタッフが大学生に尋ねると、
「特に意味はなく、ノリで」
「とりあえず付けておけば、いけるかなというノリ」
との回答だった。そのため番組では、大学生の「ンゴ」ブームについて、
「『ンゴ』という言葉が誕生して9年。最近、ネットなどで見た大学生が本来の意味を知らずに、語尾に『ンゴ』を付け始めたと言われています」
と説明していた。
ンゴは「大人の第一歩」?
ちなみに、番組が取材した限りでは、「ンゴ」を使っている高校生は発見できなかったという。これに対し、インタビューに応じた大学生たちは、
「大学に入ったら必ず使う。(『ンゴ』は)大人の第一歩」
「大人になったら分かります。『ンゴ』の良さがね」
などとコメントしていた。
実は、大学生の間で「ンゴ」がブームになっているとテレビ番組で取り上げられるのは、17年8月24日のバラエティー番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に続きこれが二度目。そのため、今回の特集を受けて、ツイッターやネット掲示板には、
「ンゴが流行語になってるンゴwww」
「マジで『ンゴ』が流行ってるのか...なんJ民が最先端だった?」
「たしかに大学でもンゴっていってるやついたンゴ」
といった驚きの声が続々と寄せられた。そのほか、「『ンゴ』が流行語大賞取ったら授賞式にドミンゴ来るのかな」などと妄想を広げるユーザーも出ていた。
一方で、当の「なんJ民」の間では、ネットスラングを現実で使うことに反発する向きが強いようで、
「文字じゃなくて口に出してンゴは恥ずかしいわ」
「寒くて見てられないンゴ」
「黒歴史を掘り返されてるようなもどかしさを感じる」
などと困惑気味の意見が目立った。