394 藤原「俺は上級国民だぞ。」 1/2 (sage) 2017/11/14(火) 20:03:23.12 ID:QH/PZcbE0
藤原「俺は上級国民だぞ。」
俺は藤原太ー(ふじわらふとしー)。22歳フリーターで童貞だ。
今日はバイトが入ってないので一日中引きこもってネットサーフィン。
クソッ。あんな事が無ければ。今頃俺も信者を従える上級国民だったのに。
――――何の取り柄も無い俺が、注目を集める事に成功したのはある掲示板の炎上コンテンツだ。
その炎上コンテンツを利用してコミックマーケットに出品し、仲間から賞賛を浴びるというアイディアを思いついた俺は早速行動することにした。
コミケ前のキャスでは叩かれたが、それもアンチや炎上している本人だろうと思い無視をした。俺は上級国民だぞ。そんな批判なんて行動できない無産の嫉妬だ。
そしてコミケ日、思った通りみんなの注目を集める事に成功し仲間から想像以上の賞賛を浴びた。
仲間と共に、まるで俺が学生時代体験出来なかったような一体感、そんな気分だった。
自分がこういう嫌がらせを受けたらどう思うか？知ったこっちゃないさ。そもそも燃えてる無能共とは俺は違う。上級国民だ。俺は燃えない。
注目を集める事に成功し、「良い所を見つけた」と思った俺は次の行動に着手した。炎上コンテンツへの直接の加担だ。
と言っても自分の手を染める訳ではない。親無しの人生が終わったゴミ人間をラジコンとして利用する。流石俺。考えている事が他とは違う。
早速ラジコンに司令を出した。そしてラジコンは司令通り行動した。何でもやってくれる。爆破予告から窃盗まで。
しかもラジコンは金を持っている。何か理由をつけてタカれば出してくれる。最高のラジコンだ。