107 [´・ω・`] KD036012050211.au-net.ne.jp (sage) 2018/02/06(火) 01:19:31.02 ID:oIa5xUcF0
http://blog.livedoor.jp/bengoshiretsuden/archives/51081335.html
<あかつき総合法律事務所 吉成外史先生>インタビュー
Q10.新司法試験制度や弁護士大増員及び、今後の弁護士業界の動向についてどのようにお考えでしょうか。
A10.まず、最も根本的な問題として、3000人もの新人弁護士に対して、きちんとした修習が出来るのかということです。先にも述べましたように、弁護士という仕事は職人と同じで、新人弁護士はイソ弁として弁護士の基本やイロハを学ばなければいけません。
それが身につかなければ、仕事は出来ないからです。そういった実務の修習は、ロースクールでは絶対にできませんし、修習先でも不十分です。弁護士として一人前になるには、最低でも3年〜5年は基礎をきっちり鍛える必要があります。
弁護士が増えることは別に悪いこととは思いませんが、現段階の弁護士の質を維持したままで、3000人もの新人を一体どうやって育成しろというのでしょうか。
これだけの人数の新人を高い質で育成することは、物理的に無理なことですし、きちんとした育成の場が確保されていないのにも関わらず、弁護士の数だけを増やしても、無意味ですし、このままでは弁護士業界は崩壊してしまうと思います。
能力をつけるのにじっくりと時間をかけ、きちんとした修業をしないと、この仕事は務まりませんし、私もそうやって鍛えられたから、今メシが食えているのです。
この先の新人弁護士は、例えるならば、医学部生が医師免許を取得して、いきなり外科手術を行うのと同義です。このままでは、この業界が弁護士という名の法律を知らない詐欺師ばかりで溢れかえってしまうのではないでしょうか。
その意味で、現在日弁連の会長でおられる宇都宮先生が仰っている1500人というラインは妥当なのではと思います。
Q12.ページをご覧になっている一般市民の方にメッセージをお願い致します。
A12.弁護士も様々で、色々な方がおられるので、弁護士を利用する際には良く注意して選んで欲しいと思います。
宇都宮大尊師の名前がありますね