【高橋嘉之殺す】高橋嘉之★34【ゴリさん、ホモビ出演】 (1001)

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288 高橋先輩に、学ぶべき点など何もなかったけれど (高橋先輩に、学ぶべき点など何もなかったけれど) 2018/03/09(金) 22:35:51.03 ID:k5CEQuhs0


>>285
元日立製作所部長代理にして 年収1,000万円超えの時代も昔あった?ともいう高橋嘉之大先輩が語る「英語学習の極意」
(ノーカット版)
https://archive.is/okLzu

日立もご多分に漏れず、各事業部門毎に「新規事業の立ち上げ」が社長命として出され、
各事業部門長はその命に応えるべく、
タケノコのように「新規事業もどき」を立ち上げ、そこに人材をシフトさせていった。
そういう大潮流の一つの駒として、私も「新規事業開発」に就くことになる。

そのビジネスの内容を語るつもりはないが、
そういう職に就くことによって、ワールドワイドな企業人、アントレープレナシップ、日本企業の欠点・・・・
諸々の知見を得ることができたし、
若干38歳の中間管理職が4年近くに渡りその仕事に従事することによって、
北欧・イギリスへの海外出張を実の7回も経験することになる。
しかもビジネスクラスでの渡航。

なんとも優雅な経験を、不況下の中、社長命・本部長命という建前でさせてもらった。
私の担当した新規ビジネスは、
スウェーデンの某IT系上場企業の特許技術利用したもので、
その技術のアライアンス提供を受けて日本でビジネス化するミッションであったが、
当時一世を風靡したノキアなど、ワールドワイドで約200社が集まるカンファレンスにおいて、
そのビジネスの日本における事業展開の状況報告や海外企業の取組み状況調査が目的の海外渡航であった。

英語が決して堪能ではないのにそういう仕事に従事したのであるが、
北欧という場所柄もよかったのであろう。

そこに集う外人にとっても英語は外国語なわけであり、
相手が外人であっても、基本的に私と同じ英語力しか持たない外人も多いわけである。
それに気づいたことで、日本人が苦手な外人とのコミュニケーションという点で、
度胸と言っていいのかわからないが、外国人に対する拒否反応は全くなくなった。

ドイツのシーメンス社の社員と私が英語と言う外国語で会話する。
フランスのフィリップス社の社員と私が英語と言う外国語で会話する。
・・・・・・

これらの経験を通じて、私は、今の日本人の1つの弱点に気付く。
度胸のない日本人は徒党を組みたがる人種。
そして海外に行くとやはり徒党を組むのであるが、なぜ日本人が英語しゃべれないのか?
1つの理由がよーくわかった。

外国人とのコミュニケーションにおいて、集団行動取りたがる日本人は、
徒党を組むことで安心する一方で、それがコミュニケーションの邪魔をしているのである。
つまり、徒党を組みながら外人と会話をする時、
外人に対して臆しているのではなく、なんと近くにいる日本人を非常に意識している自分を感じるのである。
文法的に間違っていない英語をしゃべろうとする心理やその奥底には、
傍にいる日本人に自分の恥を晒したくないという防衛本能の方が、
外人に対する抵抗感・防衛本能より先に働いている自分に気づいたのである。
相手も英語が母国語でない外人、
周りに日本人があまりいないという環境にいると、そういう悪しき防衛本能は全く働かない。

文法的に間違っても要は意思が伝わればいい。
そして相手も文法的にまちがった英語を話しているかもしれない。

そう思った瞬間に、
片言の英語とボディーランゲージで充分にコミュニケーションが図れるし、
何も臆するものはないのである。
そのことに気が付くと、
いつのまにか積極的に外人とコミュニケートする自分がいる。

そして専門的・技術的な話でない限り、
英文法は中学レベル、ボキャブラリーはせいぜい高校1年程度で充分であることに気づく。

日本人があれだけ入試などでハイレベルな英語を勉強してもしゃべれないのは、
英語をコミュニケーションとして使うという学習環境を、
学校教育もっと言えば文部科学省が用意していないからである。
そして、そういう知見を持たない官僚が、教育論や教育方法を考える。

だから日本人はあれだけ英語を勉強しても、いつまでたっても英語がしゃべれない。