975 無名弁護士 2018/04/09(月) 22:17:03.54 ID:fCfPp5Kxi
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腸管出血性大腸菌とは、人の体内で「ベロ毒素」と呼ばれる毒を出す大腸菌のことで、
主に牛の腸の中に生息し、牛の皮膚にも付着している菌。
代表的なものはO157、O111などがあげられる。
1982年、アメリカでハンバーガーの加熱不足の肉を感染源とした集団食中毒により、
世界で初めて確認された細菌。
日本では、2018年に東京都台東区のトーキョースイーツマフィアで発生したO157による集団食中毒で
大きく注目されるようになった。
http://txti.es/uzhs9
O111やO157が出す「ベロ毒素」は青酸カリの5000倍と言われる毒性を持つ。
ベロ毒素は、大腸をただれさせ、血管壁を破壊するため血便や、激しい腹痛の症状が出る。
そして、この食中毒で気をつけなければならないのが溶血性尿毒症症候群を発症すること。
体内に入ったO111やO157は消化器官を通り大腸へ。
そこで増殖を始めるのだが、その時、ヒトが持つ免疫によって、菌を撃退する。
だがその菌は、死滅する際により多くの「ベロ毒素」を排出。
「ベロ毒素」は、赤血球や血小板を破壊しながら全身を巡る。
最悪の場合、急性脳症や急性腎不全といった合併症により死に至る事もある。
大貴くんの検査結果を受け、家族全員が同じ病院で検査を受けた。
すると、家族全員からも同じ型のO111が検出された。
http://txti.es/4wy8g