14 サジェストに弱い弁護士 2018/04/12(木) 04:10:50.02 ID:CrIAAdjh0
君の家の計画を終えた後、最終ミッションとなった。
それが、あの弁護士、唐澤貴洋だ。
当時の自分にとっては彼は最後に置いておいて、首を切って、頭をかち割って、内臓を引っこ抜きたい所だった。
俺は、虎ノ門前で彼の仕事が終わるのを待っていた。
そして、彼が出てきた。
そこですかさず隠していたナイフに手を伸ばし、すれ違いそうな所で彼の腹あたりに刺した。
「あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
思っていた通り、情けない叫び声だった。
近くに居た人々は、「またかよ。」と言うような目で唐澤を見ていた。
中には写真を撮っているけんま民らしき人も居た。
俺を怪しむ人があまり居なかったのにはわけがある。
それは、返り血で怪しまれるのを防ぐために、赤いシャツと赤いズボンを着ていたからである。
ナイフも人々にとっては死角の位置にあったし、自分も唐澤を呆れるような目で見ていた。
そして、その叫び声を出した後に、倒れ込んだ。
まだ生きている。
止めを刺そうとした瞬間だった。
(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
齢四十にもなる男の脱糞音が虎ノ門にこだました。
周りの人の目もさすがに唐澤に向いたため、これはまずいと思い、 とっさに逃げた。
殺すという目標は達成できた事に満足していた。
しかし、時間が立つにつれ、段々と罪悪感を感じてきた。
その罪悪感を関係している人に共有すれば、この罪悪感も消えるのではないか。
そう思い、今このような事を君に書いている。
明日の朝には自分から自首をするつもりでいる。
なぜ、このような文を書くかと思うだろう。
それは、君にも、君の周りを知ってほしかったからだ。
だから、君も、前を向いて欲しい。
そうすれば、失敗をしてしまった君でも立ち上がれるはずだ。
もう、あの事件以降は君の承認欲求心が無くなっている前提で話している。
もし、あの事件以降何も変わらないのであれば、君も立派な犯罪者だ。
だから、前へ進め。
犯罪者の俺から言えることではないが、君なら出来るはずだ。