962 無名弁護士 (sage) 2018/05/25(金) 22:18:24.26 ID:2UTzbUXf0
特に誰かに目撃されるという事も無く当方達は無事SMDさんの自室に着いた。
「汚い部屋だが勘弁してくれ。とりあえずベッドにでも腰掛けてて。」
汚い部屋と形容したがそこまでの汚部屋という訳でもなくそれなりに整理はされている。SMDさんは奥で軍服を脱いでいる。
これからする事を考えると少し不安だが後はなるに任せるしかあるまい。
「…嘉之。もうそちらは大丈夫かな?」
「準備」を終え当方の隣に座ったSMDさんはそう尋ねてくる。
「…はい、準備万端ですよ。」
その言葉を合図にSMDさんは当方を自室のベッドに押し倒した。
鍵はかけてあるし、SMDさんの自室なら執務室の様に急に誰かが入って来るという事も無いだろう。
怖い
だが、同時にSMDさんと一つになりたいという願望が心に浮かぶ。
結局当方はその願望に忠実になる事にした。